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東京荒川区でひきこもり支援をしています   問い合わせ先TEL:03-5944-5730(NPO法人楽の会リーラに委託) 毎週水・金・日の13時~17時受付


by A-tabi-rakawa

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2019/8月運営会議

さる8月8日の午後7時、アクロス荒川2階にて荒川たびだちの会の運営会議を行いました。
梅雨が長引き体が馴れていないところに急激に気温が上昇、酷暑が続く日々となっています。こんな日が続くと、しばしば「外に出られない当事者の皆さんはどう過ごされているだろうか……」と考えてしまいます。
この日は荒川区わかもの就労サポートデスクからのご紹介でいらしたという二人の親御さん他、初めて参加される方が多い会になりました。
名目こそ「運営会議」になっていますが、この場は毎月第4土曜日午後の月例会を補完する場として、月例会には時間の都合などでいらっしゃれない方、あるいは話足りないという方に来ていただくことも想定しています。差し迫った運営上の議題も特に無かったので、今回は参加された方それぞれがじっくり時間をかけて語る場となりました。

ご事情については深く立ち入ることになるので2点だけ。
「50・80問題」の前の段階として、親御さんはひきこもった当事者の方と自分の親世代(両親・義父母)の介護を同時に負担しなければならない時期がある(「30・50・80問題」とでも呼ぶべきか)。これは本来ならばお子さんが一定の自立を見る頃に親世代が介護の状況になり、そちらへシフトしていくところをその流れが滞っているという状況。また、この二重負担状態のときに当事者への対応が遅れると結果「50・80問題」が作られていく構図が見て取れる。こう考えると、親御さんからみた「50・80問題」はライフサイクルの問題と捉えることができる、という話。当事者の視点で考えることが習慣づいている身からはなかなか気づきにくい側面が見えてくる話でした。

もう一つはいじめからくる不登校の経験について。
不登校経験者が必ずしもひきこもりになるわけではなく、また不登校経験がないひきこもりも多くいるわけですが、不登校からひきこもりになるというケースが一定数あり、またこの場合社会経験の乏しさに加えて教育の機会も減っているぶん社会復帰にハンデとなることもまた事実です。いじめの罪が深い理由の一つです。
さて、今回お話してくださった方は中学時代いじめられ、進学した高校でも入学してすぐで不登校になったのですが、次第に状況が変わってきたと言います。中学からの習慣を持ち続けていた新入生たちが高校に自由な校風を身に着けていくうちに、自然と「いじめが流行らないものになっていった」というのです。そうして、この方は高校1年の早い段階で学校に戻ることができたと言います。
自由な校風がいじめを無くしていく、ということはいじめは抑圧的な教育環境のストレスのはけ口としてあり、そうした抑圧がなくなった結果いじめをする理由がなくなったということなのでしょう。
抑圧的になるのはそうしないと教育環境を維持できないから……しかし、ここで挙げられた「自由な校風」の学校も十分教育環境を保っていたわけで。そもそも脆弱な教育環境だから抑圧的にしなければ維持できなかったのではないでしょうか。
いじめが直接的に自殺などの悲劇を招くだけでなく、いじめの被害者・加害者それぞれの人生に深い影を落とすことになる例は数多くあります。こうした悪影響を教育の場が与えることがあってはならないはずです。これを防ぐために、抑圧的にならずとも揺るがない教育環境、先生方の本当の指導力が求められていると思います。

次回のたびだちの会月例会は8月の第4土曜日、8月24日の開催となります。
時間は13時30分より16時まで
荒川区社会福祉協議会(東京都荒川区南千住1-13-20) 3階会議室で開催します。
会費は500円、当事者ご本人からは会費を頂いておりません。
毎月第2木曜夜19時の運営会議も行っています。
次回9月は9月12日に開催します。
場所は例によってアクロス荒川2階となります。
運営会議と銘打ってはいますが、運営に関わってみたい方のほかにも月例会の日時に都合が悪く参加できないけれど会に興味がある方、あるいは月例会に参加しているけどもっと話してみたいという方、そして当事者ご本人もこちらにお気軽にお越しください。

# by A-tabi-rakawa | 2019-08-10 04:36 | Comments(0)

2019/7月例会

さる7月27日の午後1時30分から、荒川区社会福祉協議会3階の会議室にて「ひきこもりの家族がいる方の傾聴・交流サロン」荒川たびだちの会の7月例会を行いました。
長引いていた梅雨も終りが見えてきて気温が上昇、そしていつもより多くの参加をいただき会議室の中も熱気に満ちた会になりました。参加いただいた皆様ありがとうございます。

今回は当事者を含めて参加人数が多かったぶん、多様な事情を抱えた皆さんのお話をお聞きすることができました。いじめ経験を引きずっている方、ADHDの疑いがある方、家庭の機能不全でPTSDを抱えた方、生きづらさを抱えながら社会の中に飛び込み必死に耐えている方……それぞれが重荷にを背負い苦しみに耐えていらっしゃいます。

そんな中で、ご家族として「情報を集めて、本人に取り得る多様な選択肢を示しているが、なかなか行動には結びつかない」とおっしゃる方がいらっしゃいました。
「馬を水辺に連れて行くことはできても、飲むかどうかは馬次第」というのは英国のことわざだそうです。人は他人に対して機会を与えることはできるが、それを実行するかどうかは本人のやる気次第であるという意味だそうです。環境を整えてもあげても行動に結びつかないと、ご本人のお気持ちを疑ってしまうことがあるかもしれません。
しかし、その示された選択肢はご本人にとって「選択し得るもの」なのでしょうか。
当事者ご本人はそれまでの経験に基づいて判断されます。あまりにもつらい経験をされていると、通常の選択肢も「またつらい想いをするだけではないか」と尻込みしてしまうでしょう。
例えばゲームで10枚のカードを引く機会があるとしても、(実際にはそうではなくても)本人が「その10枚全てが即死フラグだ」と思いこんでいたならば、どのカードを引くこともできないでしょう。その状態のまま「カードを引け」といわれるとしたらそれはご本人にとってかなり苦しい状況です。馬の例えでいうなら、水場につれてこられた馬は以前水に毒が入っていたことを覚えていて、また水を飲んだら苦しい目に合うと思いこんでいるのです。
こうしたとき必要なのはより多くの選択肢=カードではなく、「全てが即死フラグだ」という認識の歪みを正し、安心して選択ができる状態に導くことだと思うのです。近くに寄り添い、つらい思いに共感し、それでも「必ず辛い結果になるとは限らない」と安心してもらう、そうすることがご本人の背中を押す大きな力になるのではないでしょうか。
水場に来たなら先に水を飲んでみせたり、カードはいいときも悪いときもあるけどすぐに負けにはならないと示したり。
ご本人・ご家族それぞれが少しでも心穏やかに、幸福なお暮らしができる選択ができればいい。そう願ってやみません。

前回の運営会議の記事の中で、「荒川区わかもの就労サポートデスク」の担当者の方に参加していただくという内容を書きましたが、今回は当日サポートデスクの方で行っていた保護者向けセミナーが予想以上の参加を得て、個別相談に時間がかかったため、こちらに回っていただく時間の余裕が得られず今回は参加見送りとなりました。申し訳ありません。
サポートデスク担当者様からは近日中に改めて月例会・運営会議にご参加したいという旨のお言葉をいただきました。


次回のたびだちの会月例会は8月の第4土曜日、8月24日の開催となります。
時間は13時30分より16時まで
荒川区社会福祉協議会(東京都荒川区南千住1-13-20) 3階会議室で開催します。
会費は500円、当事者ご本人からは会費を頂いておりません。
毎月第2木曜夜19時の運営会議も行っています。
次回8月は8月8日に開催します。
場所は例によってアクロス荒川2階となります。
運営会議と銘打ってはいますが、運営に関わってみたい方のほかにも月例会の日時に都合が悪く参加できないけれど会に興味がある方、あるいは月例会に参加しているけどもっと話してみたいという方、そして当事者ご本人もこちらにお気軽にお越しください。暑い時期ですので、涼しい夜の時間に参加されるのも良いかもしれません。

29日には関東での梅雨明けが発表され、急激に暑熱が増しております。当事者・ご家族の皆様、くれぐれもご自愛下さいませ。



# by A-tabi-rakawa | 2019-07-30 03:09 | Comments(0)

2019/7月運営会議


さる7月11日の午後7時、アクロス荒川2階にて荒川たびだちの会の運営会議を行いました。
いささか天候が落ち着かず心配していましたが、熱心な参加者の皆さんのおかげで大変盛り上がった会になりました。ありがとうございます。

今回はまず前回のエントリーで紹介したお問い合わせ先問題の経緯説明と、その結果荒川区ホームページ内の紹介ページが改定、お問い合わせ先として楽の会リーラの電話番号が追記された旨が報告されました。
その後、ムーブ町屋内の「荒川区わかもの就労サポートデスク」の担当者をお招きしてお話をうかがいました。
「わかもの就労サポートデスク」は現在、おおむね40歳ごろまでの就職活動をしている方を対象にした「サポートデスク」事業と、同じくおおむね40歳ごろまでの長期間仕事についていない方及びその保護者・ご家族の方を対象にした「ワークトレイルコーナー」事業を行っています。
「サポートデスク」事業については自主的に来所され、スタッフのサポートのもと自己分析や各種カウンセリング、応募書類作成や面接対策を行い進路決定を目指します。
随時、各種支援セミナーも行っており7月25日には「会話力アップ講座」が開催される予定です(申し込み締め切りは24日です)。
一方「ワークトレイルコーナー」事業は御本人の自主的な来所が難しい方も含め、ご本人・保護者・ご家族のご相談に応え、関係機関等と連携してサポートしています。電話相談や訪問・出張相談、保護者を対象にしたセミナー、また就労経験がなかったりブランクがあって自信が持てない方に向けて合宿形式の技術取得訓練も用意されています。
この技術取得訓練は3泊4日の合宿形式で、複数の職種を対象にした講座が用意されていました。対象の職種に関連した学科と実技・履歴書作成や個人面談を行うゼミが用意され、受講後も支援が継続されます。
これらのサービスはすべて区の事業として無料で利用することができます。
担当者の方は「とりあえずバイトであってもこうしたサポートを活用することが背中を押すことになる」といいます。最初は長時間の仕事は難しかったり、自信が持てずにいる人も、短い単位での仕事で社会とのつながりを持ち、自信が持てたらより安定した生活への志向も芽生えてくる、ということです。
7月27日午後2時、ムーブ町家4階ミニギャラリーにて「家族ができる支援」をテーマに保護者向けセミナーと個別相談会を行うとのことです。是非お問い合わせください。(お問い合わせ番号は03-3800-6188、土日祝日を除く10:00~18:00)
あいにく27日は荒川たびだちの会7月例会と重なっているのですが、こちらのセミナーが終了した後、講師の方に私どもの会でお話しいただけるというお約束をいただきました。ありがとうございます。
単に就労目的にとどまらず、ひきこもりの問題にも積極的に力を注いでくださる姿勢と充実したサービスぶりにほかの参加者の皆さんも感銘を受けたようでした。こうした区内のリソースをより有機的につなげて、あらゆる人の生き方を支援していくネットワークがつくれたら……そんな夢が膨らみ、予定の時間から大幅に遅い時間まで盛り上がる、そんな会になりました。

次回のたびだちの会月例会は上記の通り7月の第4土曜日、7月27日の開催となります。
時間は13時30分より16時まで
荒川区社会福祉協議会(東京都荒川区南千住1-13-20) 3階会議室で開催します。
会費は500円、当事者ご本人からは会費を頂いておりません。
また、
毎月第2木曜夜19時の運営会議も行っています。
次回8月は8月8日に開催します。
場所は例によってアクロス荒川2階となります。
運営会議と称してはいますが、月例会には都合がつかないけれどお話したいというご本人・ご家族も歓迎しております。
いずれの会もどうぞお気軽においでください。


# by A-tabi-rakawa | 2019-07-13 15:23 | Comments(0)

2019/お問い合わせ先について

現在、荒川たびだちの会は多くの事務を豊島区のNPO法人楽の会リーラに委託しており、電話でのお問い合わせもこちらで対応していただいています。
しかし、ここしばらく荒川区生涯学習課地域学習支援係のほうへ当会についてのお問い合わせをいただいているという例がいくつか報告されています。
確認してみますと、荒川区ホームページ上の「荒川たびだちの会」紹介ページでは確かに問い合わせ先として生涯学習課地域学習支援係の名前と電話番号が記載されています。

実はこちら、荒川区コミュニティカレッジ修了者の地域活動として、NPO法人楽の会リーラへの委託以前に登録したものの名残としてこうなっていたようです。ページの問い合わせ先として地域学習支援係の名が記載されていた上に、登録時にこちらの問い合わせ先を明示していない(と言いますか、その時点では対応する問い合わせ先窓口がない状態だった)ため、荒川区ホームページだけを参照していると地域学習支援係が問い合わせ先と思われても仕方ない状態になっていました。
荒川区のページについては地域学習支援係の担当者にお問い合わせをした結果、近日中に内容の改正を行っていただけるとの回答を得ました。

会の再始動以降配布しているチラシ・プリントなどには問い合わせ先を明記していたのですが、思わぬところに見落としがありご迷惑をおかけいたしました。申し訳ありません。
このブログ自体も再始動より遥かに前から運用しているため、改めて見てみると電話での問い合わせ先が明示されていない状態でした。そこで、ブログのプロフィール欄を改定して電話での問い合わせ先として楽の会リーラの電話番号を追記しました。

改めて、荒川たびだちの会の電話による問い合わせ先は以下の通りになります。
TEL:03-5944-5730(NPO法人楽の会リーラに委託)
毎週水・金・日の13時~17時受付

次回のたびだちの会月例会は7月の第4土曜日、7月27日の開催となります。
時間は13時30分より16時まで
荒川区社会福祉協議会(東京都荒川区南千住1-13-20) 3階会議室で開催します。
会費は500円、当事者ご本人からは会費を頂いておりません。
また、
毎月第2木曜夜19時の運営会議も行っています。
7月は7月11日に開催します。
場所は例によってアクロス荒川2階となります。



# by A-tabi-rakawa | 2019-07-03 21:51 | Comments(0)

2019/6月例会

さる6月25日の午後1時30分から、荒川区社会福祉協議会3階の会議室にて「ひきこもりの家族がいる方の傾聴・交流サロン」荒川たびだちの会の6月例会を行いました。
梅雨の時期とあって天候が不安定で心配していましたが、足元が悪い中参加してくださった皆さんのおかげで今回も賑やかな会になりました。ありがとうございます。

さて、今回は医師やカウンセラーにかかっている人からこういった不満の声が聞こえました。
「不安定な本人に対して、医者が全く無反応。本人の気持ちに関心がない様子。診察をしなければ薬は出せないと言うし、別の医者に替えてほしくても『荒川区の担当はあの医師だけです』と言われるばかり。こちらが苦しんでいて医者にかかっているのに医者の存在がストレスになっている」
「ズバズバと質問攻めになるたびに、親のほうが至らなさを非難されているような気になってくる。叱られないようこちらが気を使っているという意味がわからない有様」

専門家の方はもちろん専門分野の枠できちんとやってくださっているのでしょうが、受け手はそれだけを求めているわけではないということなのでしょう。特に質問攻めというのは情報を切り分けて分析し何処に問題があるのかを探っていこうという分析型の考え方の現れのようにも受け取れました。
診断や分析だけではない、受け手が求めるもの。それは共感やねぎらい、「あなたのことを気にかけていますよ」という気持ちが伝わってくる態度。そういったものではないでしょうか。
医師などの専門家からそうしたものが得られるならそれに越したことはないですが、別の相手に求めることも可能でしょう。同じ境遇にある家族会や当事者会の仲間は、特有の事情を共有しているぶん共感が得やすい相手です。頼れる相手は多いほうがいいのです。
誰でも関心を持ってもらうのは嬉しいものです。それに応えているうちに関係が発展していき、その関係が外につながっているなら外への不安も和らいでいくものです。迷宮への道しるべとして糸をたどった伝説がありましたが、関係を手繰り寄せて外へ踏み出したとき、関係は「絆」となって助けになってくれるでしょう。
この考え方から家族の絆、家族外の社会とのつながりについて時間をかけて話すことができました。先月末から続いた痛ましい事件についても、「なにか外との繋がりがあれば破滅的な結果には至らずに済んだのではないか」と考えさせられました。


次回のたびだちの会月例会は7月の第4土曜日、7月27日の開催となります。
時間は13時30分より16時まで
荒川区社会福祉協議会(東京都荒川区南千住1-13-20) 3階会議室で開催します。
会費は500円、当事者ご本人からは会費を頂いておりません。
また、
毎月第2木曜夜19時の運営会議も行っています。
7月は7月11日に開催します。
場所は例によってアクロス荒川2階となります。
運営会議と銘打ってはいますが、運営に関わってみたい方のほかにも月例会の日時に都合が悪く参加できないけれど会に興味がある方、あるいは月例会に参加しているけどもっと話してみたいという方、そして当事者ご本人もこちらにお気軽にお越しください。

# by A-tabi-rakawa | 2019-06-25 02:03 | Comments(0)

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