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東京荒川区でひきこもり支援をしています   問い合わせ先TEL:03-5944-5730(NPO法人楽の会リーラに委託) 毎週水・金・日の13時~17時受付   荒川区社会福祉協議会 地域ネットワーク課 担当:三宅・荒井 TEL:03-3802-3338


by A-tabi-rakawa

2022/6月例会

さる6月26日の午後1時30分から、フレスコ町屋201ホッとステーションにて「ひきこもりの家族がいる方の傾聴・交流サロン」荒川たびだちの会の2022年6月例会を行いました。


梅雨らしさを実感できないまま梅雨が明け、外出するのに勇気がいるような暑さになりました。こんな暑気にも関わらず、遠方から参加された方もいらっしゃいました。ありがとうございます。




「なにをするにもやる気がでない日々。暑さに負けないよう何かしないと、と自分を奮い立たせる。息子はまた派遣先が変わって今度は食品関係。お弁当を持って行くのは御法度で、社員食堂を使わせてもらえるとのこと。親としてはお弁当作りから解放されて楽になったけどそれも善し悪しという感じ。3年続いた派遣先が変わり、環境の変化でまた元の木阿弥になるのでは、と心配していたけれど今のところ本人はがんばっている。3年前に仕事・生活サポートデスクとつながってばたばたと動き出した息子、本人もずっときっかけを求めていたんだと思う」


「中3の終わりから祖母の家で引きこもった息子が18歳になった。子ども家庭総合センターとの関わりは切れてしまうことに。誕生日にあわせて手紙を送ってみた。本人についての話となると拒否されるので、今の家族の状況報告といった内容になったが、読んでくれたかどうかはわからない」

「4月から不登校になっていた中3の娘が、週に1度のペースでカウンセリングにいくようになった。どういう話になったかは教えてくれないので、親としてもカウンセリングに行っている。イヤなことがあったわけではなくエネルギーもあるけど『ただ、勉強したくない』らしい。一人で通信制高校のオープンキャンパスに行って『勉強、チョロい』と思ったという。2年間通った中学は少し背伸びして入った学校で、定期試験は別室で受けさせてもらった。ふつうに登校してはいないけれど別に後ろめたくはないようで、教室に入れるしほかの生徒さんともふつうに接している。子どもたちの状況について全く理解していない様子だった夫がここのところ子どものために動いてくれてビックリ。夫の成長を感じた」
「我慢して我慢して学生時代を過ごしてしまうタイプより大成するかもしれませんよ。興味とエネルギーの行き先を見つけられるように、刺激と機会をなるべく多く得られる環境がほしいところ。ご主人の成長、本人より親御さんが先に変わるもの。親御さんが変わればお子さんも変わってくる」


「福祉の現場で仕事をしています。60歳前にして体力低下、今までできていたことができなくなってきた人にグループホームをお勧めしたけれど性格が合わないといって拒まれました。ご家族は心配しているのですが……。本人の気持ち・状態・支援者側の心配、どこに中心を据えて考えるべきか悩ましい。重度介護の方だと周りがすべて決めてしまう。本人の意思も尊重しなければならない」
「引きこもりの話でも周囲の心配が先に立ってご本人の意思が置き去りにされるときがあります。ご本人の気持ちや事情、ご家庭の状況、どれもおろそかにしていいものではありません」


「中1の11月から不登校の娘は今25歳、家でずっと生活している。部活がきっかけかもしれない。高校も途中でいけなくなり通信制に移るもこちらも中途半端に。バイトを試みるがコミュニケーションの失敗が多い。コロナ禍で家にいることが多くなった。自室に閉じこもっているわけではなく家族と言葉を交わし、家事もする。料理にこってレシピにこだわりを見せるが、もしかしたら家にいる罪悪感を打ち消そうとしているのかも。気持ちとしては外にでたい・働きたいと思っているようだが自己肯定感が低く自信がない。情緒不安定。周りと比べる不安や親への不安。動きたい気持ちはあるので在宅の仕事を探したり。ネットを通して小さなつながりができたこともあるが些細なことで自分から切ってしまう。20歳になった妹が一人暮らしを始めたことでも自分と比較してしまい距離を感じている様子」
「父親の視点からも。最初のきっかけは部活の中の女子特有の人間関係のこじれだったらしい。中学を形式卒業して入った私立校はオリエンテーションで行けなくなった。公共の場所にでると息苦しくなるので通学ができない。父親との関係は良くない。何度もモメて取っ組み合いになったことも。正面から向き合えないまま今日に至る。本人なりに引きこもり問題についてSNSなどで語っている場を読んだりしているようだが自分で発言したり関わってはいない。むかし体調を崩して子どもの心療センターに入院したことがあり、そこで信頼できる臨床心理士に出会ったがその方が移籍してしまいショック、それ以降はカウンセリングクリニックに行っても快方には向かわない。助けを求めているときに助けることができたか、悔やまれる」
「本当によく来てくださいました。お嬢さんもけして外界につながる意欲がないわけではないので、安心してでていける場所を探している状態だと思います。地元で活動する会をいくつかご紹介します。同じ悩みを抱える仲間の存在はご本人にも親御さんにも助けになります」


「本人の納得感がないとなかなか動けない。自分のできること、出来ないことというのはあるのだけど出来なければならないと自分で思っていることが大きいと出来ない自分を責め、傷つける悪循環になる。私は発達障害の診断を得て出来ない自分を受け入れ、努力不足と責める気持ちから逃れることができた」

「高1の夏休みから不登校。高1の終わり頃から私立校に移ったけど人間関係で行かなくなる。今でも町で高校の制服姿の人とすれ違うとつらくなる。トラブル起きても人に助けを求めることが出来なかった。今でも人の助けが苦手。何か返さなきゃいけないんじゃないかって思うしなにも返すことが出来ないから。でもそういう気持ちは言えない。言えるようになりたい」


「今の職場で5年目になり、表彰されることになった。今でも大したことが出来ているわけではないけれど。父は最近デイサービスに行ってくれるようになったが母の負担は今も重い。母も膵臓の病気を抱えているので、自分が夜勤の日は心配。住んでいるマンションが修繕工事をすることになった。以前は父も参加していた管理組合の仲間も高齢化している。積立金の管理や工務店との交渉ごとなど、自分にはとても出来そうにない。この会ではいつも『自分の出来ることを出来る限りやる』だけでいいと言っているけれど、必要なときに支えられるだけの力を持てずにいるのだと思うと両親に申し訳なくなる」


NPO法人 おおさか教育相談研究所(教育相談おおさか)で作られた冊子『安心のくらしと希望ある ひとり立ちのために』を読みました。親亡き後のお子さんの暮らしを思って作られた生活のハンドブックにして、その先の大きな指針となる内容です。暮らしのこまごまとしたことから始まる切り口に親御さんの気遣いがうかがわれます。この冊子をきっかけに語り合い、親子の信頼関係が少しでも深まることを願っているとのことです。こちらのページから注文が出来ます。1冊300円(送料別)、10冊買うと1冊進呈してくれるとのことです」




近況を語る中で、
「実家から梅をもらい、今年初めて梅干しをつけました。梅干しにするには青くて堅い梅が、梅シロップにするには色が黄色く変わってきたぐらいの方がいいそうです」
というお話がでました。梅雨らしさは感じられませんでしたが梅は実るのですね。

「桜梅桃李」という言葉があります。
桜も梅も桃も李もそれぞれ違っているがそれぞれに美しく、みんな良いのだという意味です。
美しく咲いた梅が実った後も、青い実ならば青い実なりに、黄色く色づいたら色づいたなりに、それぞれに生かされる道がある。そんな教えのように感じました。




以下、告知。

荒川区不登校支援えふリズムでは7月23日につながリズム交流会として原田眞理さん(玉川大学教育学科教授)をお招きして講演「子どもの気持ちを知ろう(仮)」を予定しています。臨床心理学の視点から子どもの気持ちや保護者との関係などについてお話いただきます。
後半は参加者同士お話しする機会を設ける予定です。
お問い合わせはチラシのQRコードか、または荒川区社会福祉協議会 担当三宅まで。
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次回、荒川たびだちの会2022年7月の月例会は7月の第4日曜日・7月24日の午後1時半から16時まで。
会場は変わらずフレスコ町屋 (東京都荒川区町屋2-21-2)201となります。
都電荒川線の「町屋二丁目」電停の目の前になります。
1階玄関扉前の呼び出しボタンで「201」を押してお入りください。
会費は500円、例によって当事者ご本人からは会費を頂いておりません。


次回2022年7月の運営会議は第2木曜・7月14日となります。
引き続き開催時間を1時間前倒しして18時開始とさせていただきます。こちらについてもご注意ください。場所はアクロスあらかわ2階です。
運営会議と銘打ってはいますが、運営に関わってみたい方のほかにも月例会の日時に都合が悪く参加できないけれど会に興味がある方、あるいは月例会に参加しているけどもっと話してみたいという方、そして当事者ご本人も、どうぞふるってご参加ください。



「アライな当事者会・アライな虹サロン」は毎月第3金曜日に開催です。
次回は7月15日、フレスコ町屋201ほっとステーションで開催します。
まん延防止措置明けにつき16時30分から19時30分までの開催に戻ります、ご了承ください。
ひきこもりに限らず様々な生きづらさの当事者が集まりそれぞれの理解者(アライ)となれる場・理解者であろうとするすべての人たちの場にしたいと考えています。



これらの予定については、今後の感染状況に伴う行政の指導により変更の可能性がありますのでご注意ください。変更の際には当ブログで速やかにご報告いたします。




いわゆる「三密」対策として、月例会・運営会議に参加される方にできるだけ、予めご連絡をいただけるようお願いすることとしました。参加人数をある程度把握することで会場の準備に活かすためです。
参加連絡先:荒川区社会福祉協議会 地域ネットワーク課 担当:三宅・荒井
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3802-3831
e-mail:jigyo@arakawa-shakyo.or.jp
ご協力をお願いします。


(今回、ブログ管理人の都合により記事公開が遅れました。申し訳ありませんでした)


by A-tabi-rakawa | 2022-06-30 23:49 | Comments(0)

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