
東京荒川区でひきこもり支援をしています 問い合わせ先TEL:03-5944-5730(NPO法人楽の会リーラに委託) 毎週水・金・日の13時~17時受付 荒川区社会福祉協議会 福祉サービス課地域福祉支援係 担当:三宅・荒井・大橋 TEL:03-5604-5863
by A-tabi-rakawa
2022/7月例会
さる7月24日の午後1時30分から、フレスコ町屋201ホッとステーションにて「ひきこもりの家族がいる方の傾聴・交流サロン」荒川たびだちの会の2022年7月例会を行いました。
相変わらずの暑気にも関わらず、遠方から参加された方もいらっしゃいました。ありがとうございます。
すでに告知の通り、コロナ感染対策の一環として終了を30分ほど早めることが最初に告知されました。最初はそのことを意識して、なるべく短め短めにと皆さん心がけていらっしゃったのですが、そのうち気持ちが盛り上がってくるとついつい話が長くなり、いつものように話題が尽きない会となりました。
「息子はどうやら8月で派遣元から解雇されるらしい。3年以上がんばってきたのにがっくり。私自身なににも向き合う気持ちをもてないでいるから本人の気持ちはいかばかりか。本人のやる気次第だとは思いつつも、ちゃんとまた立ち上がってくれるか不安。派遣会社の対応にも疑問を感じる」
「物価高・円安や世界情勢のこともあって結構世の中は厳しい状況なのですよね。長く続いた派遣先が終わってからしばらくいろいろ行き先が変わっていた様子でしたけど、派遣会社としても何とか行ってもらえる場所を探してくれていた、しかし諸事情は如何ともしがたく……という感じかもしれません。3年以上続いたことは自信もっていいです。熱心に探している人にはハローワークも親身になってくれます。技術を身につけて派遣から脱出する機会、ととらえるのもいいかもしれません」
「昨日のえふリズム交流会(つながリズム) 、参加いただきありがとうございました。不登校という事態への親の心がま、といった内容でしたが、時間の都合もあって不登校初期と慢性期について同程度の量触れられている格好でした。会にいらっしゃる方の多くは慢性期に当たるので、次の機会には慢性期の心理を中心テーマにしたい。交流会も1時間では話し足りず。ひきこもりから回復した方の講演も企画してます」
「長男は相変わらずで、今数えたら不登校始まって3年たっていた。まさに慢性期。祖母とはコミュニケーションとれているが両親とはなんとも……。長女の方は学校側と面接があった。『毎日学校へ行くのはイヤなので通信制にしたい』という。学校に行っていないだけで本当にふつう。両親としては応援するしかない。後悔しないように……」
「江東区から参加しました。江東区ではひきこもり支援については正直まだまだ乏しい。隣の江戸川区ではもっと力を入れていて、江戸川区のつどいに参加した時に荒川たびだちの会の情報が入ってきた。来たい来たいと思っていたけどやっと来れた。江戸川区も家族会は今年から始まった様子で、比較的若い当事者さんが多い。まだ将来に希望がある人には支援あるけど先がない人には力を入れていない気がする。若いうちにひきこもった人はその後なんとか社会とつながって、つながった時点で社会生活のほうが優先されてしまい、活動には出て来なくなる。社会にもまれてエネルギーを使い果たしてしまう。若い人はそうやってこなくなり、動けない古株が残って、39歳になると支援からも縁きりされてしまう」
「荒川たびだちの会は、いまいろいろな世代がつながるほっとステーションの場所をお借りしている関係で学齢期のお子さんをお持ちの親御さんもいらっしゃっていますがもともとは年季が入った当事者と親御さんが中心でしたよ。こうした会は立ち上げたときの当事者がそのまま持ち上がって新しい世代とつながっていかないのですが今はいろいろな立場や年代の話が聞けて視点が広がっています。自分の時は厚生労働省の規定で34歳で区切りをつけられていました。その後、現実に即して支援の対象年齢はどんどん上がり、今は上の年齢制限はほぼ撤廃されていますね」
「『80・50問題』は我々の会にとっても身近な話です。これは親御さんに助けが必要になったころに助ける力がお子さんに備わっていないという、ライフサイクルの乱れの問題なのです。こんな私でなかったら、私よりもっとましな息子を持っていたら両親は老後の心配などせずに済んだのに、という想いが脳裏にいつもあります。わずかな力しかないけれどそれでも、わたしは出来ることをできる限り両親にしてあげたい。私を息子に持って後悔した、人生台無しになったと思われたくないからです」
「5月末で退職届を出したが離職表がもらえなくて手続きが大変だった。会社側とはバトルも必要かも。世の中を少し知った気分。コロナ感染して10日間隔された。家族や支援センターアゼリアの相談電話しか話す相手がいない。都から送られた食料支援、ありがたいけれどそれだけにしっかりしなくちゃって思う。自分で自分の身を守れるようにならなければ……」
「6月からこれまでの仕事に加えて支援センターアゼリアの夜間電話相談員をやっています。遠くから電話してくれる人もいて、頼られているのがわかります。しかし、夜遅く一人でいろいろな人の気持ちや心理に触れることで学び、逆に利用者さんから癒されている気がします。小さな深夜ラジオみたいな感じ」
「つながリズム講演では今の子どもたちとネットとの関係も話題に出ました。自分の知識や感覚はだいぶ古くなってますね……でも、今の「小さな深夜ラジオみたい」っていうことばで、いわゆる「配信者」っていうものも相談の電話やリスナーのお葉書を読んでくれる昔のラジオのように、つながってる感覚が持てるという意味で癒してくれる存在なのかなっていま思いました」
「コロナが増えて様々な場所で制約がある。悩ましいところ。線引きは難しい。集まれる場所は貴重、その場を維持するためにやれることをやる」
「つながリズムの講演の中に、『心は目に見えないもの、人は目に見えないものに弱い』という言葉がありました。つらいところが目に見えないからつい『それぐらいなんだ、頑張れ』と言ってしまう。大変なところ、つらいところのサインを見逃してはいけない」
『心は目に見えないもの』だから、心の不調にはより一層注意深くならなければならない、ということでしょうか。
注意深く、相手のことを考えて、思いやる。
それを重ねることで、相手の心を見ようと努力する。
そうしてくれる存在であることで信頼を得、つながりを得、癒しを得る。
「大切なことは目に見えない。」とはサン=テグジュペリ『星の王子さま』の有名な一節ですが、この一節の一つ前にはこうあります。
「ものごとは心でしか見ることができない。」
目に見えないから心で見るのではなく、すべての物は心でしか見ることができない。
考えさせられる言葉です。
(いずれも「プチ・プランス―新訳 星の王子さま」訳:川上勉・廿樂美登利より引用)
以下、告知。
次回、荒川たびだちの会2022年8月の月例会は8月の第4日曜日・8月28日の午後1時半から16時まで。終了時間については今後の感染状況によっては今回同様早めることもあります。
会場は変わらずフレスコ町屋 (東京都荒川区町屋2-21-2)201となります。
都電荒川線の「町屋二丁目」電停の目の前になります。
1階玄関扉前の呼び出しボタンで「201」を押してお入りください。
会費は500円、例によって当事者ご本人からは会費を頂いておりません。
次回2022年8月の運営会議は第1木曜・8月4日となります。通常は第2木曜開催ですが、第2木曜である8月11日が祝日に当たるため前倒しさせていただきます。
引き続き開催時間を1時間前倒しして18時開始とさせていただきます。こちらについてもご注意ください。場所はアクロスあらかわ2階です。
運営会議と銘打ってはいますが、運営に関わってみたい方のほかにも月例会の日時に都合が悪く参加できないけれど会に興味がある方、あるいは月例会に参加しているけどもっと話してみたいという方、そして当事者ご本人も、どうぞふるってご参加ください。
「アライな当事者会・アライな虹サロン」は毎月第3金曜日に開催です。
8月は8月19日、フレスコ町屋201ほっとステーションで開催します。
まん延防止措置明けにつき16時30分から19時30分までの開催に戻ります、ご了承ください。
ひきこもりに限らず様々な生きづらさの当事者が集まりそれぞれの理解者(アライ)となれる場・理解者であろうとするすべての人たちの場にしたいと考えています。
これらの予定については、今後の感染状況に伴う行政の指導により変更の可能性がありますのでご注意ください。変更の際には当ブログで速やかにご報告いたします。
いわゆる「三密」対策として、月例会・運営会議に参加される方にできるだけ、予めご連絡をいただけるようお願いすることとしました。参加人数をある程度把握することで会場の準備に活かすためです。
参加連絡先:荒川区社会福祉協議会 地域ネットワーク課 担当:三宅・荒井
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3802-3831
e-mail:jigyo@arakawa-shakyo.or.jp
ご協力をお願いします。
by A-tabi-rakawa
| 2022-07-25 03:32
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