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東京荒川区でひきこもり支援をしています   問い合わせ先TEL:03-5944-5730(NPO法人楽の会リーラに委託) 毎週水・金・日の13時~17時受付   荒川区社会福祉協議会 地域ネットワーク課 担当:三宅・荒井 TEL:03-3802-3338


by A-tabi-rakawa

2022/10月運営会議

さる10月13日、荒川たびだちの会の運営会議を行いました。
今月もご参加くださった皆様、ありがとうございます。



今回は秋のイベントにからむ議題が複数ありました。
10月の月例会の日の午前中に干し柿の作業を行うことはすでにお伝えしていますが、干し上がった柿を包装・梱包する事後の作業について11月第3木曜日の11月17日に行うことになりました。
場所はアクロス荒川2階会議室、時間は18時から。第2木曜日に運営会議をやる場所と時間帯です。
ここで干し柿を包装し以降のイベントに備える、という考えです。


11月の月例会は荒川コミュニティカレッジ学園祭内にて出張開催となっていますが、コミュニティカレッジの移転や運営団体の変更によって学園祭は今年限り、以降は「生涯学習フェア」に移行するとのこと。また、コミュニティカレッジ卒業生の活動を登録するコミカレ地域活動団体登録も区の社会教育団体登録に統合されるとのことでそのための手続きを行いました。そのほかにもコミュニティカレッジのサービス内容の変更や廃止などがありこれらの周知を行いました。


ほか、12月3日にアクロス荒川で開催されるアクロス・連合会祭りへの対応も検討しました。

これらの議題を進めたのち、例によって近況報告会となりました。



「コロナ禍で延び延びになっていたピアスタッフの実地研修にやっといけました。利用計画のもと自立訓練や生活介護を手厚く行う施設で、ピアスタッフとしての動きを体験……でも正直、自分には向いてないかも。ランチ時間の見守りや世話焼きなど、いろんなところで機転を要求されて気を使い、結局あたふた。自分が思っていることとタイプが違っていたかも」
「自分もひと一倍気を使っているつもりなのに『気が利かない』っていわれるタイプ。経験が無いとどこに気をつけるべきポイントがあるか分からない、だから全てについて気をつけようとしていっぱいいっぱいになってしまうんです。社会復帰しようとするときのハードルですね。それにしても『ピアスタッフとは何か』、施設側の考え方が分からない。今聞いた話では職員さんと同じ事が出来る、準職員みたいなものを求めてるように聞こえる。ふつうに労働力の補完だよね。ピアスタッフが自分の経験をもとに同様の状況にある利用者さんに寄り添うものだとしたら相談対応とかをさせるべきだと思うけど」
「自分としてはなんにもしないけど利用者さんの近くにいるぐらいが一番だと思いますね」
「その場合どこでお給料が発生するのか分からんけどね(笑)」


「中野区の当事者会の依頼で講演してきました。当事者会とは言うものの当事者の参加数はいまいち、親・兄弟・支援者が中心でした。ピアサポーター研修の時に5分で話したリカバリーストーリーを、省略したところを復活させて40分話したら興味を持ってくれた様子。くわえて荒川たびだちの会の運営面の話も。質疑応答の後は分科会のように小さなグループに分かれて、今度は会として出来ることを探っていく話に。作業やイベント、会の告知の仕方について。先方も干し柿やホッとステーションでやっているバジル作業の話をあらかじめ調べてくださっていた様子でバジル作業が中止になったと言ったら残念がっていました」
「あ、中止になったんですかあの事業」
「バジルを提供してくれていた業者さんの都合で残念ながら。今はマスクのセットを作る作業に変わりました。マスクにラベンダーのポプリが1グラム入ったかわいい袋を添えて。先日は都立大学荒川キャンパスの学園祭に出店して好評でした」
「集まって出来る作業が続けられてよかったです。みんな、参加できる場を求めているんですね」
「なんか、『1グラムのラベンダーを添えて』っていいフレーズですね。歌の文句に出てきそう(笑)」
(こちらが話題のマスクとラベンダーのポプリのセットです。ポプリの小袋にかわいい花の刺繍がついて、なかなかこっていますね。あまりいい写真じゃなくてすみません)

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支援センターアゼリア、以前は新年会やクリスマス会など大勢で集まるイベントが多かったですが最近はそれが出来ず、かわりに利用者のみなさんから創作物をつのってアート展を複数回やっています。以前からあった文化祭展示を拡張した感じですね。いつもひとり交流室で絵を描いている利用者さん、欠かさず出品してます。みんなそれぞれ自分なりの形でつながりたいんだなって感じます」


「日々お疲れ状態で、なかなか回復できない。たまのお休みでも昼まで寝てしまって起きた後も何かする気力もわかずグダグダ、結局あっという間に休日は過ぎて休んだ気がしない。もう少し余裕を持つための努力が必要なんだな、と思う。目の前のことを日々乗り切るだけで精一杯になっていてはいけない」




荒川区役所の、直接住民福祉とは関わらない部署からお問い合わせをいただきました。事業にかかわる土地収容で接触したお宅がどこともつながっていないひきこもり状態だったとか。こうした問題で頼れるところ、と区内で認知されつつあると実感じている」
「上から政策的にこうしよう、と方針が降ってくるトップダウン、それにたいして実際に問題に取り組む人たちが現場で得た知見を組織にフィードバックしていくのがボトムアップ。上と下と両方から挟み撃ちにして問題が解決していく。そのためには上と下の目的意識がかみ合っていないといけない」



「家族会、と言っても実際には親の会。親はどうしても実際に問題に直面した当事者のことでいっぱいいっぱいになってしまう。当事者の兄弟、という別の立場だと親と当事者の板挟みになってしまう。兄弟としては行くところがない。よりニーズに合った会に細分化していって欲しい」
「うーん、よりニーズに合った会があるのはいいと思うけど、それが既存の会と並列しない形になるのは心配。問題を共有するとはいっても、みなそれぞれ少しずつ違う問題を抱えているもの。まったく同じ立場でなければ受け入れられないというなら排除の方向につながるし、究極的には自分以外の問題は「他人事」になる。それよりも少しずつの違いを学びあい、それぞれの生きづらさを理解していく態度が既存の会にも新しい参加者にも必要。『自分の問題とは違うけれど、あなたの抱えた苦しみを理解し、味方になる』というのはアライの精神ですよね」


「ものが食べられない。気持ちが落ち着かず逆にストレス過食に走る。モヤモヤをため込んでいる。気持ちを表に出せない、うまく伝えられない」
「少しずつやっていけばいいんですよ。たとえ1日5ミリしか進まないとしても、10日つづけたら5センチになります」
「自分の過去のことにとらわれすぎてるんじゃないでしょうか? みんな未来の話が好きなんです。人間は前に向かうように出来てるんですから、未来の話が聞きたいんですよ」
「私はちょっと違う意見なんですよね……。人はみんな自分の過去にこだわっている(自分の過去が好き、と言ってもいい)んだけど、他人の過去のことにはそこまで興味ないんですよ。でもリカバリーストーリーが喜ばれるのは、ちゃんと伝わるように語られてるからです。聞いて理解できるようにちゃんと整理されているからなんです。伝えるように語るためには自分自身が抱えている苦しみや問題をじっくり考えて整理する必要がある。実はそれこそが語ることの一番の効能です。形にならないモヤモヤした苦しみも、語るための言葉を与えてみると形を得るんです。そうして形を得ると、苦しみはモヤモヤした得体の知れないものではなく、向き合って対処できるものだと気づくかもしれない。そうやって語られる言葉は必然的に過去に立脚して未来につながる言葉になる。理解できる言葉になることで語る人への理解が進む。先ほど出た、それぞれの生きづらさを理解する態度の土台になっていくんです」



荒川たびだちの会は長く続く中で親や当事者、支援者や親以外の家族が入り交じって言葉を交わすことが自然に出来ていましたが、これは意外に難しいことのようですね。



「人は人吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を吾行なり」
というのは西田幾太郎の言葉です。
これは信念をもって自分の思うところを追求していこうという意味でしょう。
しかしそれは独善ではない。他の人の行く道を否定するわけではないのです。



「君は君 我は我也 されど仲よき」
こちらは武者小路実篤の言葉。
互いの違いを認め合いながら尊重し合う、といった意味でしょうか。
互いの苦しみや思うところ、それぞれの事情には違いがあって。
それを互いに学び、認め合うためには理解し合うための言葉、違いを受け入れる心が必要なのでしょう。

その心が、つらい思いをしてきた人をも優しく受け入れてくれる。
荒川たびだちの会がそうした場所であってほしいと思うのです。





以下、告知。



「カフェの会」は江戸川区で活動する自主的な居場所の会。無料・寄付制。どなたでも参加可能、入退出自由とのこと。

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中野区で活動する「おやぎょう「虹のかけ橋」」は心理学を基にしたコミュニケーションメソッドを紹介する「ことばカフェ」を開催しています。11月のテーマは「○○に行きたくないと言われたら」。
お申し込み・お問い合わせ先は掲載したチラシ内のQRコードから。

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次回、荒川たびだちの会2022年10月の月例会は10月の第4日曜日・10月23日の午後1時半から16時まで。干し柿づくりの会と同日の午後にあたります。
会場は変わらずフレスコ町屋 (東京都荒川区町屋2-21-2)201となります。
都電荒川線の「町屋二丁目」電停の目の前になります。
1階玄関扉前の呼び出しボタンで「201」を押してお入りください。
会費は500円、例によって当事者ご本人からは会費を頂いておりません。


おなじく10月23日の午前中、例年ご好評いただいている干し柿づくり作業イベントがあります。
場所は東尾久本町通りふれあい館調理室、朝9時30分集合となります。(こちらの会、今年の会場はフレスコ町屋ではありません。たびだちの会に引き続き参加の方は会終了後フレスコ町屋に移動していただきます。ご注意ください)
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参加の申し込みは10月20日まで。
荒川区社会福祉協議会 地域ネットワーク課 担当:三宅・荒井
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3802-3831
e-mail:jigyo@arakawa-shakyo.or.jp

奮ってご参加ください。お待ちしております。



次回2022年11月の運営会議は第2木曜・11月10日となります。
引き続き開催時間を1時間前倒しして18時開始とさせていただきます。ご注意ください。場所はアクロスあらかわ2階です。
運営会議と銘打ってはいますが、運営に関わってみたい方のほかにも月例会の日時に都合が悪く参加できないけれど会に興味がある方、あるいは月例会に参加しているけどもっと話してみたいという方、そして当事者ご本人も、どうぞふるってご参加ください。



「アライな当事者会・アライな虹サロン」は毎月第3金曜日に開催です。
10月は10月21日、フレスコ町屋201ほっとステーションで開催します。
まん延防止措置明けにつき16時30分から19時30分までの開催に戻ります、ご了承ください。
ひきこもりに限らず様々な生きづらさの当事者が集まりそれぞれの理解者(アライ)となれる場・理解者であろうとするすべての人たちの場にしたいと考えています。


これらの予定については、今後の感染状況に伴う行政の指導により変更の可能性がありますのでご注意ください。変更の際には当ブログで速やかにご報告いたします。




いわゆる「三密」対策として、月例会・運営会議に参加される方にできるだけ、予めご連絡をいただけるようお願いすることとしました。参加人数をある程度把握することで会場の準備に活かすためです。
参加連絡先:荒川区社会福祉協議会 地域ネットワーク課 担当:三宅・荒井
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3802-3831
e-mail:jigyo@arakawa-shakyo.or.jp
ご協力をお願いします。


by A-tabi-rakawa | 2022-10-16 02:35 | Comments(0)

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