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東京荒川区でひきこもり支援をしています   問い合わせ先TEL:03-5944-5730(NPO法人楽の会リーラに委託) 毎週水・金・日の13時~17時受付   荒川区社会福祉協議会 福祉サービス課地域福祉支援係 担当:三宅・荒井・大橋 TEL:03-5604-5863


by A-tabi-rakawa

2024/5月例会

さる5月26日の午後1時30分から、フレスコ町屋201ホッとステーションにて「ひきこもりの家族がいる方の傾聴・交流サロン」荒川たびだちの会の2024年5月例会を行いました。
今月も多くの方のご参加をいただき、時間いっぱいまでそれぞれの思いを語る、充実した会になりました。ご参加くださった皆様、ありがとうございます。




「この会に来たとき何を話したらいいか、考え込んでしまう。それくらい変化がない。自分自身どうしたらいいのか……本人とは話しもするけれど、そっとして本人が動き出すのを待つしかないのだろうか」


「最近、グループホームに2泊3日の体験宿泊に行ってきた。実家では自分の部屋ではなくリビングルームにいることが多いから自室にいても何をしてたらいいか分からない。体験プログラムがあるから一人でいるわけにもいかない。いまはB型作業所に行っている。高尾山ハイキングなんてレクリエーションがあったりして居心地いいけどそろそろステップアップもしたい。でも就労はハードル高い……同時進行やマルチタスクが苦手。A型作業所がいい? ドキドキモヤモヤ、でも相談しながらやっていく」
「作業所と就労、ギャップが大きいと感じる人いらっしゃいますね。その間を埋める訓練ができる場を見つけられたらと思います」


「関わっている施設のイベントのお手伝いに行きました。行く前はいろいろ心配したり気負ったりして大変だったけれど、さりげなく『ありがとう』と言ってくれる人がいた。うれしい」


「母親とのコミュニケーション不足から始まった愛着不安、対人恐怖症で仕事を続けられなかった。それまでの人生で社会人としての対人スキルが育っていなかった。フリースペースで同じ境遇の人とはつながれたので、ひきこもり経験者としていろいろ活動している」

「家族間のことってデリケート。皆傷つきやすく信頼し合えなくなっている。一人では生きていけないから協力し合っているのだけれど……。家族が同居していく上でぎくしゃくするのは教育・労働・経済ともからむ社会問題が背景にあるのに、家の中だけで閉じてその中で解決しなければならないように思われている。だから家の中で抱え込んで解決できないまま悪化していく」


「専業主婦の時に家のことが人並みにできず、夫の怒声が怖くてひきこもり状態に。離婚してシングルマザーになっても状況が変わらず我が子に愛想を尽かされて荒川区に流れてきた。周りの助けがあって発達障害の診断を得たが、幼少期にすでに同じ診断がでていたのに親に隠されていたことが分かった。自分の状態が分かっていればもっと道があったかも、と恨めしく思うけど親としても受容できなかったのだろう。去年の秋、母が認知症と診断された。母の過干渉に苦しみ続けたから関係は良くなかったけれど関わらざるを得ない。母親への恨みはあるけれど今思えば自分への態度には以前から認知症めいたムーブが合ったように思える。何も覚えていない母に恨み言を言っても仕方がない。やっと諦めがついた気がする」
「自分の体験談を板橋区の家族会で話した。30分の予定のところを45分もしゃべってしまったけどわかりやすいと言ってもらえた」


「元医学部志望からのひきこもり。すごい人にならないと認めてもらえない、と思い込んで目指した医学部だけど、勉強についていけず親と顔を合わせられず部屋に引きこもるように。親が帰ってくる前に起きないと部屋を出られない生活。いまは別の学部目指して浪人しながらこの経験を生かして活動しています」
「某市の市政報告会というのに行って、娘さんが2年引きこもっているという保護司の方とお話ししました。しかし、自分の半年の体験に「半年なんてまだまだw」みたいな妙なマウントみたいな反応されて首を傾げてしまった。2年でも半年でもつらいことには変わらない、長さの問題ではないから。保護司なんてしてるのにちゃんと寄り添えているのか、理解は足りてるのか疑問に思ってしまう」
「家の中では親が権力者。苦しんでいる人、人生が楽しくない人を否定しないで欲しい」


「相談を聞く仕事は、その人が抱えている問題を整理することに大きな比重がかかる。相手との関係を築けないと話の糸口がつかめない。うっすらと知っているだけでも理解が進む。相談する側にしても知ってもらえると安心できる。分かってもらえる可能性が高いから。コミュニケーションエラーが重なると誤解が生まれ分断が進む。知り合いがいるということ、ゆるく知り合っているという安心感は大きい」
「互いにゆるやかに知り合っていると誤解される心配が少なくなる? そもそも人と話すのって難しい。ゆるやかに知り合っていても、すべての人と知り合えるわけでも知り合えた全員に分かってもらえるわけでもない。諦めを含めながら生きていくしかない」


「社会の中で働くなかでうまくいかないことが重なって引きこもった経験がある。どうしてうまく行かないのか、それを知りたくて知識を入れることから活動を始めた。ふんばりが効かない状態の人は多い。生真面目にそんな状態でもがんばってしまうけど自分を大切にして欲しい」
「対人関係の失敗からひきこもり、人との関わりうまくいかないけれどそこから進んでいくこと、失敗から何を学べるかが大切。人の前に立ちふさがるのも人だけど助けてくれるのも人。傷ついたとしてもプラスの関わりを基盤にやっていくしかない。つらいときはミスチルの『HANABI』が支えてくれる」
「やれそうなことをやっていくしかない、厳しい社会。社会は勝ち組と負け組に分かれているっていうけど、負け組がここまで負かされるってどうなんだろ。努力した人が報われるのは文句ないけど、頑張れなかった人が奪われすぎるのは問題。あまり安く買いたたかれると社会全体が力を失ってしまうと思う」


「日雇いアプリで(「今はそういうのがあるのかー」という声あり)で、ゴミ屋敷の掃除の仕事をした。家の中はスゴいことに。住人は40代の女性、総合職だという。元はきれいにしていたけど、ブラックな勤め先で新人が辞めていってしまい総合職の彼女に負担が集中、ストレスと疲れで買い物依存になってこの状態になったという。その人に「政治に何を求めますか?」と聞いてみたら「独身者を守る政策を」という答えが。仕事が大変すぎて時間も余裕もなく、出会いの機会がなかった。計画性のある人ほど先の希望が見えない状態では一歩踏み出すこともなくなる。「子どもさんのために子育て層支援政策が先になるのは分かるんですけど」とも」
「みんな余裕がなさすぎる。ひきこもりにしても、少しだけ時間を与えればできることってたくさんあるのでは? でも今はマルチタスク・ワンオペ・即戦力ばかり求められる。がんばった人だって頑張りに値するものを得られるわけじゃない。働けない人と大変な働き方をしている人の両極端。安心できる求人が欲しい」
「夜勤のある仕事をしているけれど、いきなり一人やめてしまうことに。そうなると夜勤の分担をどうカバーするかで大変なことに。当然私にもしわ寄せが来る。やめるのはもっとお給料のいいところへ移るから。人を留めておくためにお給料が上がるのでは、という噂があったけど特にそんなこともなし。やめてお給料がいいところへ移れる人はお金を積んでも出て行ってしまうし、ほかで雇ってもらえる当ても自信もなくて辞めそうもない人にはわざわざお給料上げる必要は無い、って事かなと思った」
「人を大切にしなければダメになってしまうのに、人を安く使いつぶすような仕事しかない」



「つらさを抱えたまま、若いころに数年だけ働いた。働かなきゃ生きていけないと思っていたから。でも自分の中にエネルギーがなくて、ちゃんと働けるか、うまくできるか不安感ばかり。それが前に進めない理由。もし、具体的な道があったなら……。それから長いブランクを経て動き出しけど自分をすり減らすことばかり」
「『人は誰でも凸凹がある。それを互いに受容してやっていく』。ダメだからってダメなところを直さなきゃいけないわけじゃない。はみ出さないように汲々とするくらいならはみ出していこう」
「互いに受け入れられる場所でつながる機会があったなら、そういう考えもできるかもしれない。生きづらさが癒えていない状態でそれが出来るのか、そこに不安がある」


「最近の自分の生活で、起きられない・片付けられないと感じるようになった。当事者だけでなく支援する人も参加する会でそういう話をしたら、『あなたが遅く起きて困る人いますか?』と聞き返された。考えてみればもう仕事はしていないし家族もいない、別に誰の迷惑にもなっていなかったと気づき、自責の念から解放された」

「自覚が最初の一歩。いろいろまわりに言われて自分も他人の意見で自分を見てしまうけど、誰かに振り回されてはいけない。他人が見てどう思われるかはともかく、自分で自分をどう思うかという感覚が失われている」




それぞれに抱える悩みを反映して、様々なお話が語られました。
ここにはあえて書きませんが、待ったなしの深刻な状況にあるご家族の話もありました。参加していただいている社会福祉協議会の担当者さんが、役所の窓口など対応できる機関をすぐにまとめ実際に窓口に行く算段までつけてくれました。

荒川たびだちの会そのものは非力ですが、行政・社会福祉協議会・他団体など、支えてくださるつながりのおかげで成り立っています。ありがたいことです。



以下、告知。



荒川区社会福祉協議会の当事者居場所事業「ごろリンク」
「なにかしてもなにかしなくてもOK」という場です。
基本毎月第二土曜日の18時から21時、
場所はアクロスあらかわ2階。費用は無料です。
お問い合わせ先は荒川区社会福祉協議会地域ネットワーク課地域福祉支援係まで。
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3802-3831
e-mail:gorolink@arakawa-shakyo.or.jp

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荒川区では様々な悩みや不安を抱える若者が気軽に話せる相談先として「荒川区若者相談「わっか」」を開設しています。
荒川区にお住まいの若者の方(概ね15~39歳)を対象に、電話またはメールにて広範な相談を受け付けるとのことです。
詳細については以下のリンク先にて
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荒川区ではひきこもり問題に対応する窓口として「あらかわひきこもり支援ステーション」を開設しています。
匿名での電話相談・来所相談またアウトリーチとして訪問相談を受け付けるとのことです。





次回荒川たびだちの会2024年6月の月例会は6月の第4日曜日・6月23日の午後1時半から16時まで。
会場は変わらずフレスコ町屋 (東京都荒川区町屋2-21-2)201となります。
都電荒川線の「町屋二丁目」電停の目の前になります。
1階玄関扉前の呼び出しボタンで「201」を押してお入りください。
会費は500円、例によって当事者ご本人からは会費を頂いておりません。





2024年6月の運営会議は第2木曜・6月13日となります。
引き続き開催時間を1時間前倒しして18時開始とさせていただきます。ご注意ください(変更の可能性があります)。場所はアクロスあらかわ2階です。
運営会議と銘打ってはいますが、運営に関わってみたい方のほかにも月例会の日時に都合が悪く参加できないけれど会に興味がある方、あるいは月例会に参加しているけどもっと話してみたいという方、そして当事者ご本人も、どうぞふるってご参加ください。

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「アライな当事者会・アライな虹サロン」は毎月第3金曜日に開催、2024年6月は6月21日にフレスコ町屋201ほっとステーションで16時30分から19時30分までの開催となります。
ひきこもりに限らず様々な生きづらさの当事者が集まりそれぞれの理解者(アライ)となれる場・理解者であろうとするすべての人たちの場にしたいと考えています。

これらの予定については、今後の感染状況に伴う行政の指導により変更の可能性がありますのでご注意ください。変更の際には当ブログで速やかにご報告いたします。



いわゆる「三密」対策として、月例会・運営会議に参加される方にできるだけ、予めご連絡をいただけるようお願いすることとしました。参加人数をある程度把握することで会場の準備に活かすためです。
参加連絡先:荒川区社会福祉協議会 地域ネットワーク課 担当:三宅・荒井・遠藤
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3802-3831
e-mail:jigyo@arakawa-shakyo.or.jp
ご協力をお願いします。



by A-tabi-rakawa | 2024-05-30 02:12 | Comments(0)

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