
東京荒川区でひきこもり支援をしています 問い合わせ先TEL:03-5944-5730(NPO法人楽の会リーラに委託) 毎週水・金・日の13時~17時受付 荒川区社会福祉協議会 福祉サービス課地域福祉支援係 担当:三宅・荒井・大橋 TEL:03-5604-5863
by A-tabi-rakawa
2024/8月例会
さる8月25日の午後1時30分から、フレスコ町屋201ホッとステーションにて「ひきこもりの家族がいる方の傾聴・交流サロン」荒川たびだちの会の2024年8月例会を行いました。
相変わらず続く酷暑、開始時間になっても参加者はずいぶん少なめでした。今回は寂しくなるかな……と思っていたところ、開始時間を過ぎてから続々と追加の参加者が到着、結局いつも以上の盛況となりました。参加してくださった皆様、ありがとうございます。
「息子は50歳になった。ここのところずっと様子が変わらない。動き出す兆候は見えず、どうしたらいいのかいつも悩む日々。ちょっとしたおしゃべりには応じるが肝心の話になるとしゃべらなくなってしまう。自分の体調のことなど、いろいろ考えているとイヤになってしまう」
「末の娘の話。ひきこもりに当たるかどうか、自分の考えでは当てはまらないと思う。一歩も外に出られないわけではない。友人とルームシェアしているけれど家賃は親のわたしが負担している。絵を描くのが好きで、コロナ禍の前はお金にもなっていた。でも不定期な収入だから仕事だとは思っていない。本人は「自分はこれしかできないから」と言う」
「娘も30代になってお互い今だから話せることも増えてきた。本人には一般の仕事は合わないと思う。面接は一度だけ行ったが、失敗経験の学習になってしまっている」
「はっきりとした病気ではないが生きづらい、境界線上に立っていると思う。はっきりした症状がないと支援の手に結びつかない。追い込まれてうつ気味になりやっと検査するという話になった。若者支援事業に通っていたこともあったが、ずっと担当してくれた職員がやめたことで行かなくなった。相手の時間をとるのが申し訳ないという」
「支援する側からすると、制度上の問題があって診断が出ない方への支援はハードルがあるが、別の名目での支援制度を紹介することは可能です」
「本人は一生懸命やっていて、遅ればせながらできることも増えてきたからそこを褒めてやりたい。でもそれだけじゃ足りないこともわかっていて、年齢から考えればできているべき事ができていないという点にも目がいってしまう。親として相反する真逆の気持ちが同時に起こっている」
「いまの世の中稼ぐこと自体が大変。最初からできるわけがないのに最初の失敗でレールからはずれてしまい、あとはワーキングプアになるしかないのは明らかにおかしい」
「苦手なこと・できないことにぶつかって克服できるかというと難しい。穏やかな生活を続けていくことを目標に、やれること・やっていることを評価してあげて欲しい」
「支援する側として自立支援とは何か・地域づくりとは何かを考えることが多いです。地域づくりっていうと以前は世話人さんの力が強くて、トップダウンで回りをぐいぐい引っ張っていく形が多かったけれど、いまはよりフラットな形でより多くの人が少しずつ関わる形に変わってきた。以前の形ではリーダーシップのある世話人さんがまるでスーパーマンのようにいろいろやり、周りもそれに頼ってきた。だがそれは負担が大きいしなかなか続かない。誰でも出来ることをみんなでやる、というのが理想だと思う」
「大切なのは相手の意思を尊重することだと思う。本人の意思にもっと耳を傾けていれば……と思うことが多い」
「息子は中学生ごろから学校に行かなくなってもう58歳。最近ようやく本人の意思を聞けるようになった。いまはご用聞きのつもりで、どれだけ本人の要望を聞けるか、相手の話を聞けるかに注力している。やっと反応が得られるようになってきた」
「自分の気持ちを言えるっていうのはそれで相手との関係が壊れることはないっていう信頼があってのことだと思います。でもどちらか一方通行の関係ではなくて、互いに自分の意志を言えるフラットな関係であって欲しい。それは相手がこちらを信頼すると同様にこちらからも信頼できる相手になるということ。家族なんだから信頼しあえる関係であって欲しい」
「子供が幼いときにわがままを言うのは信頼が欲しいから。親への信頼が十分になったら自分が親に信頼出来る相手になっていくようシフトしていく。精神的な成長」
「肉体的には親御さんはだんだん衰えていくのは避けられないわけで、比重はだんだんとお子さんの方に傾いていくのが自然。精神的にはフラットに、そして肉体的な強さの比の変化に応じてわがままを言う側から支える側に移行していく。これがライフステージによる変化。ただし、ひきこもりの本質はライフステージによる変化が順調にいっていないという点にある」
「ここ一月ほどはいろいろな会に出られている。人生でやり残したことを意識して精神的につらかった。でもそれは人生の一部でしかない。自分が克服すべき事と自分をいやす事、限りある時間をどう振り分けていくかが問題だとおもう」
「つまづいてもまた頑張ればいい、ということはよく言われるけど、一度の失敗でレールからはずれて、ワーキングプアへの道しかなくなってしまうのが問題だと思う。頑張っても報われない世の中でそれでも頑張れといって動けるか、という問題」
「今日は51歳の誕生日です(みなさんから「おめでとー」の声)。たまたまなんとか宿直ありのビル管理の仕事にありついて、手取りの半分を親に渡している生活。いま欠員がでているところを無理矢理回していて、宿直も残業もたくさんでへとへとに。おかげで先月は普段より多めのお給料だったけど、同い年のふつうの生活の人から見ればひどい薄給。誕生日近いと年金見込額の通知も来て、こちらもがっかりしてしまうほど少ない。ワーキングプアにしかなってない、というのもわかるけど、それでもゼロじゃない、親に少しでも助けになっていると思える」
「誕生日月だと区のがん検診に行ったり、年金定期便が来たりと気が滅入ることが続く。厚生年金の払込期間が短いのとそもそもお給料が少ないのとで当然受け取り予想額も少なくて、やる気なくなるから『こんなもの送ってこなけりゃいいのに』なんて思う。これもゼロじゃないんだからいいんだ、と自分に言い聞かせるばかり」
「ワークとライフのバランスって本来は人生の中でこの二つのバランスを取るって話なんだけど、ワークと人生が対立事項になってワークすればするほど人生がおろそかになるような構図になってしまっている。自分の好きなものを楽しめる生活を維持するために必要なワークというバランス。好きなことを捨ててワークしているとライフがどこかに行ってしまう」
「なんか、ひきこもりのコミュニティがホントのひきこもりかワープア問題当事者かに分かれちゃってる気がするんですよね……」
「分ける必要ないんじゃないですか? 生きづらいという点ではたいして変わらないし、わたしだってたまたまクビになってないからしがみついてるってだけで、クビになってたら絶対またひきこもっちゃうだろうし」
「自分と全く同じ背景でなければ共感できないって事はない。細分化は分断にしかつながらない。全く同じというわけではないけれども互いの生きづらさに共感し寄り添い合える、アライの精神ですよ」
以下、告知。
荒川区社会福祉協議会の当事者居場所事業「ごろリンク」。
「なにかしてもなにかしなくてもOK」という場です。
基本毎月第二土曜日の18時から21時、
場所はアクロスあらかわ2階。費用は無料です。
お問い合わせ先は荒川区社会福祉協議会地域ネットワーク課地域福祉支援係まで。
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3802-3831
e-mail:gorolink@arakawa-shakyo.or.jp
荒川区では様々な悩みや不安を抱える若者が気軽に話せる相談先として「荒川区若者相談「わっか」」を開設しています。
荒川区にお住まいの若者の方(概ね15~39歳)を対象に、電話またはメールにて広範な相談を受け付けるとのことです。
詳細については以下のリンク先にて
荒川区ではひきこもり問題に対応する窓口として「あらかわひきこもり支援ステーション」を開設しています。
匿名での電話相談・来所相談またアウトリーチとして訪問相談を受け付けるとのことです。
次回荒川たびだちの会2024年9月の月例会は8月の第4日曜日・9月22日の午後1時半から16時まで。
会場は変わらずフレスコ町屋 (東京都荒川区町屋2-21-2)201となります。
都電荒川線の「町屋二丁目」電停の目の前になります。
1階玄関扉前の呼び出しボタンで「201」を押してお入りください。
会費は500円、例によって当事者ご本人からは会費を頂いておりません。
2024年9月の運営会議は第2木曜・9月12日となります。
引き続き開催時間を1時間前倒しして18時開始とさせていただきます。ご注意ください(変更の可能性があります)。場所はアクロスあらかわ2階です。
運営会議と銘打ってはいますが、運営に関わってみたい方のほかにも月例会の日時に都合が悪く参加できないけれど会に興味がある方、あるいは月例会に参加しているけどもっと話してみたいという方、そして当事者ご本人も、どうぞふるってご参加ください。
「アライな当事者会・アライな虹サロン」は毎月第3金曜日に開催、2024年9月は9月20日にフレスコ町屋201ほっとステーションで16時30分から19時30分までの開催となります。
ひきこもりに限らず様々な生きづらさの当事者が集まりそれぞれの理解者(アライ)となれる場・理解者であろうとするすべての人たちの場にしたいと考えています。
これらの予定については、今後の感染状況に伴う行政の指導により変更の可能性がありますのでご注意ください。変更の際には当ブログで速やかにご報告いたします。
いわゆる「三密」対策として、月例会・運営会議に参加される方にできるだけ、予めご連絡をいただけるようお願いすることとしました。参加人数をある程度把握することで会場の準備に活かすためです。
参加連絡先:荒川区社会福祉協議会 地域ネットワーク課 担当:三宅・荒井・遠藤
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3802-3831
e-mail:jigyo@arakawa-shakyo.or.jp
ご協力をお願いします。
by A-tabi-rakawa
| 2024-08-26 14:47
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