
東京荒川区でひきこもり支援をしています 問い合わせ先TEL:03-5944-5730(NPO法人楽の会リーラに委託) 毎週水・金・日の13時~17時受付 荒川区社会福祉協議会 地域ネットワーク課 担当:三宅・荒井 TEL:03-3802-3338
by A-tabi-rakawa
2025/8月例会
さる8月24日の午後1時30分から、フレスコ町屋201ホッとステーションにて「ひきこもりの家族がいる方の傾聴・交流サロン」荒川たびだちの会の2025年8月例会を行いました。
8月も末近くなり、猛暑も一段落……と思いきや、まだまだ平年より高い気温が続いています。そんな中でも参加いただいた皆様、ありがとうございます。
月が改まっても残暑が続く予報、引き続き体調にはくれぐれもご注意ください。
「明日は自分の誕生日、52歳になります(参加したみなさまから「おめでとー」との声)。自分が52歳で父が84歳、母が85歳。父は認知症で要介護3、母が気丈にがんばっているから何とか成り立っているけれど、8050問題まっただ中なのは間違いない。めでたくありめでたくなし」
「その母から「保険の話をしに郵便局の人が来るから同席してほしい」と頼まれた。郵便局の人が奨めてきたのは一括で保険料を払い込むタイプの保険。たとえば90万円払ったら満期以降は100万円返ってくるみたいな、実質貯金のような仕組み。なにがいいかというと万が一のことがあったとき、相続の手続きを経ずに保険金受け取りの形でさしあたりの資金を受け取れるということ。加入できるのは85歳がぎりぎり上限なので入っておきたいと母はいう」
「契約と払い込みがすんだあと、母は「(満期になる)90歳まではがんばって生きなきゃね」とおどけて見せた。その笑顔を見て、この年齢まで母に心配をかけ続けているという事、こんなに長く一緒にいてくれているありがたさ、そして90歳なんて言ってもたったの5年後のことでいつまでも元気で居続けられるはずもないこと、私が本当に一人きりになってしまうまでもう残された時間は多くはないのだということ、いろんな事がこみ上げてきて母の前で泣くのをこらえるのに苦労した」
「僕の方は2年前に母を亡くしています。心の整理がつかず遺品も手つかずのままです。やっと最近相続の手続きが終わって自分の課題に向き合わなければならなくなっています。うつ病治療中でひきこもったり出たりをくり変えています」
「父も病気で入院中。月に1回会いに行くたびに弱っている。元気なうちにいい施設に行ってもらうべきだったけれど僕が向き合うことが出来ずに寝たきりにしてしまった。もっと良い状態に出来るよう力を尽くすべきだった」
「ひきこもっていたときは自分の苦しみだけでいっぱいいっぱいで、自分のことばかり考えていた気がする。自分の苦しみのこと以上のことまで考える余裕が持てない。親が年を取ってきて、もっと親のことを考えなきゃいけないと感じる。出来る範囲で出来たらいい」
「いまは自分のことだけじゃなく周りのこと、両親・パートナー・友人たちのこと、そういった周りの人々のことも考えれるようになりたい、と思えるようになった」
「いいですね。でも人のことを考えられるようになるといろいろと抱え込んでしまってメンタルがつらくなることもある。悪循環にならないように気をつけて」
「親御さんとの関わり方の話が続きましたけど、私は孫が出来ました(参加したみなさまから再び「おめでとー」「これは本当にすごい」との声)。専業主婦なのにひきこもりになり離婚して生き別れた娘。分身ロボットなんてものに関わったのもロボットの形になって会いに行きたかったから。病院に会いに行き、赤ちゃんを抱いた姿に対面したら、私の娘と言うよりお母さんの表情をしていた。成熟した一人の女性で、追い越されたなって思った」
「自分がこの娘を生んだときはコドモが子供を育てている感じ。自分自身の親との関係に苦しんでいて、同じように失敗してしまった」
「お孫さんは男の子・女の子?(「男の子です」とのこと) お孫さんについての話がぜんぜん出てこなくて、母親になったお嬢さんについての話に集中してたのはやっぱり母親としての目線なんだなって感じました。母親をうまくできなかったって言うけど、お嬢さんがすてきな家庭を築いて幸せに過ごされている事を喜んでいるところはとてもお母さんらしかったです」
「私を過干渉してずっと苦しめてきた母の介護をしている。本人はもう覚えていなくてもつらかった記憶は私の中に残っていて、表には出ないダメージが身体に積み重なってきて介護の日がつらく、どうしても行けなくなるが弟たちはぜんぜんわかってくれない。母が過干渉したのは私に対してだけだから。「介護に来られないと言うなら金銭的補償をしろ」と言い出した弟たちが理解できない」
「なるほど……良くも悪くも家庭って再生産の場なんだなって感じた。同じ再生産をするなら互いを気遣ったり思いやったりする心や行動を再生産したいものです」
「18歳から64歳までを対象に、地域と連携する形で就労支援の現場にいます。地域資源とどう繋がっていくか、学べたらと思って参加しました。いまの部署に移る前は児童発達支援・就学支援の現場にいて、子供たちの悩みとの違いを感じています。子供が就学することがゴールでないのと同様に、就労もゴールではなくてスタート。そのあとも自分らしく地域社会で働けるか重視して支援して行ければと思っています」
「紆余曲折、様々な経験を積んでいまは綾瀬で就労支援事業をやっています。福祉を変えて行くにはどんな事が出来るだろうか、それを意識して活動しています。ご家族の力ってすごく大きくてご本人にとって大きな支えだけれど、家族にはどうにも出来ないこと、他人だからこそ出来ることもある。家の中に外の風を持ち込むことも僕らに出来ることです」
「息子は34歳、仕事は続けているがしばしば「死にたい」と嘆く。そんなとき親としてはなにが出来るか。心配だが本人の気持ちが分からない。どう接していいか戸惑いがある」
「心療内科の担当医、交代してもらってから3ヶ月。息子本人は落ち着いている様子。新しい担当医も個人情報の問題で息子の様子など教えてくれないが、前の担当医よりもコミュニケーションを図ってくれている」
「現在39歳。31歳から33歳までひきこもっていた。介護福祉士としての激務や夜勤による生活リズムの乱れで体調を崩したのが始まり。いまは朝活で早朝から午前中に精神保険福祉士資格や検定試験の勉強、昼食のあと寝てからデイケアへ行く生活。資格試験のための小論文に悩まされています」
「高校の時に引きこもってそのあと仕事もしたけれど、人間関係や覚えたルーチン変更に対応できずうまくいかなかった」
「就労支援に長く通って、いまは久しぶりにお仕事。そして久しぶりの通勤。通勤電車の中での出来事でモヤモヤすることが多い。長い髪が当たって手で払われたり、座ったら隣の席の人がなぜか溜め息をついて席を立ってしまったり。「なんでそのタイミングで!?」って気にしてしまう。仕方ないから髪型変えたり、電車内で立ち位置を変えてみたりいろいろしてみる。電車の中で一緒になる人なんて一期一会、臨機応変で対応しなきゃいけないけどそれを求められるのはつらい」
「だからみんな、電車の中でスマホ見てたり本読んだりしてるんでしょうね……そうやって時間が過ぎて、自分の降りる駅に着くまでやり過ごしている。もし本も開けないほどぎゅうぎゅう詰めの車内で、スマホを見てやり過ごそうにも充電ヤバいなんていう時は乗り合わせた他の人たちの耳を見てるといいですよ。耳の形って人それぞれで比べて見てると全然違うって気づけるし、耳のあたりを見てても見られてる人はにらみ返してこないから気後れせずにいられます。暇なときには知らない人の耳観察、おすすめします」
「愛着不安から対人恐怖へ、いまでも仕事という場への不安が拭いきれない。コミュニケーションへの不安を抱えているから安心していられる場所の存在がすごく大事。社会から傷つけられた人が再起しようとしてまた傷つけられることが多すぎる。互いのつらさを分かり合う場であってほしい」
ひとしきり近況報告が終わってから、先日来から持ち越している荒川区から区内各団体へのヒアリングについての回答を皆で検討しました。これは各団体が現状抱える問題や課題に加えて2040年頃に想定される課題を挙げ、2040年頃に荒川区がどんな街になっているのが望ましいか、将来の政策の参考にしてもらうものです。未来の荒川区の姿やそのころの住民のために出来ることを考えるのは夢のある時間でした。
そして明日誕生日だという参加者さんに別の参加者さんが手作りのケーキを振る舞い、再び「おめでとう!」の声が挙がりました。
2040年というと遠い未来のように聞こえますが考えてみればほんの15年後。祝福された参加者さんは15年ぶん年を取り、別の参加者さんのところで生まれたお孫さんは少年から青年へ変わろうという頃です。
そのころの荒川区は、そしてみなさんはどうなっているでしょうか。
少しでも夢のある、互いを気遣い優しさを再生産できる社会であったらと願っています。
以下、告知。
「みんなの居場所」はピアサポーター(ひきこもり経験者など)や同じ悩みを持つ仲間と出会い、励ましあい、元気になるきっかけづくりの場です。北区区内在住・在学・在勤でひきこもり状態についてお悩みの方およびそのご家族が対象。
月2回開催で
毎月第2日曜は赤羽会館 午後1時30分~4時30分
毎月第3木曜は北とぴあ 午後1時30分~4時30分
特別プログラム、困りごと相談コーナー、フリートークなど。
相談コーナーも併設されます。
お問い合わせ先など詳細は掲載のチラシをご参照ください。
第4火曜日と第4日曜日の交互開催で、13:30から16:30。場所は目黒区役所総合庁舎本館内。
直近は9月28日開催。
お問い合わせ先など詳細は掲載のチラシをご参照ください。
荒川区社会福祉協議会の当事者居場所事業「ごろリンク」。
「なにかしてもなにかしなくてもOK」という場です。
基本毎月第二土曜日の18時から21時、
場所はアクロスあらかわ2階。費用は無料です。
お問い合わせ先は荒川区社会福祉協議会地域ネットワーク課地域福祉支援係まで。
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3802-3831
e-mail:gorolink@arakawa-shakyo.or.jp
荒川区では様々な悩みや不安を抱える若者が気軽に話せる相談先として「荒川区若者相談「わっか」」を開設しています。
荒川区にお住まいの若者の方(概ね15~39歳)を対象に、電話またはメールにて広範な相談を受け付けるとのことです。
詳細については以下のリンク先にて
荒川区ではひきこもり問題に対応する窓口として「あらかわひきこもり支援ステーション」を開設しています。
匿名での電話相談・来所相談またアウトリーチとして訪問相談を受け付けるとのことです。
次回荒川たびだちの会2025年8月の月例会は9月の第4日曜日・9月28日の午後1時半から16時まで。
会場は変わらずフレスコ町屋 (東京都荒川区町屋2-21-2)201となります。
都電荒川線の「町屋二丁目」電停の目の前になります。
1階玄関扉前の呼び出しボタンで「201」を押してお入りください。
新年度より参加費は100円となります。当事者ご本人からは会費を頂いておりません。
2025年9月の運営会議は第2木曜・9月11日となります。
引き続き開催時間を1時間前倒しして18時開始とさせていただきます。ご注意ください(変更の可能性があります)。場所はアクロスあらかわ2階です。
運営会議と銘打ってはいますが、運営に関わってみたい方のほかにも月例会の日時に都合が悪く参加できないけれど会に興味がある方、あるいは月例会に参加しているけどもっと話してみたいという方、そして当事者ご本人も、どうぞふるってご参加ください。
「アライな当事者会・アライな虹サロン」は毎月第3金曜日に開催、2025年9月から会場と時間が変更になります。
今後は荒川区立尾久図書館1階みんなのひろば(という名前の多目的室)で、17時から19時に時間短縮して、毎月第3金曜日に開催します。(祝日を除く。16:30開場)
2025年9月は9月18日の開催となります。
尾久図書館では、従来の会場と異なり、飲食ができません。(蓋のできるペットボトルや水筒の持ち込みは可)
お食事は、図書館1階の飲食スペース(ひぐらしベーカリーが入居してますが、飲食持ち込み可能だそうです)か、隣接する宮前公園でお願いします。
ひきこもりに限らず様々な生きづらさの当事者が集まりそれぞれの理解者(アライ)となれる場・理解者であろうとするすべての人たちの場にしたいと考えています。
これらの予定については、今後の感染状況に伴う行政の指導により変更の可能性がありますのでご注意ください。変更の際には当ブログで速やかにご報告いたします。
連絡先:荒川区社会福祉協議会 福祉サービス課 地域福祉支援係
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3891-5290
e-mail:jigyo@arakawa-shakyo.or.jp
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| 2025-08-28 21:31
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