
東京荒川区でひきこもり支援をしています 問い合わせ先TEL:03-5944-5730(NPO法人楽の会リーラに委託) 毎週水・金・日の13時~17時受付 荒川区社会福祉協議会 福祉サービス課地域福祉支援係 担当:三宅・荒井・大橋 TEL:03-5604-5863
by A-tabi-rakawa
2026/2月例会
この日は三連休の中日、また急に気温が上がり夏日を記録した地域もありました。また、近隣の福祉施設のイベントとも重なったため開始時間にはなかなか人が集まらず、寂しい会になるかな……と心配していましたが、イベントを抜けてきたという参加者さんが少しずつ増え、最終的には発言する時間が足りなくなる盛況、また今回初めて参加される方もいらっしゃるといううれしい状況となりました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。
「選挙があった雪の日、世田谷区で引きこもりの居場所を運営する団体が主催する会にファシリテーターとして参加した。それぞれ個性的な経歴のファシリテーターが来場した人たちと対話した。障害者の雇用支援、やりがいと居場所についてなど」
「去年の秋まで就労支援B型施設でピアスタッフとして働いていた。細かい作業が苦手でふつうの就労支援施設では合わなかったけどIT系の仕事をする施設だったのでなんとかやっていけた。
仕事そのものは理想的で打ち込めたけど家に帰るとクタクタになることも。この施設は秋で閉鎖されることになってがっかり。IT強い系ピアサポーターとしてやっていく道はないか探っているところ」
「ひきこもり経験を肯定できるか? 振り返ってよかったと思えるかを問うてみる」
「江戸川区の講演会で、当事者の体験談をお話ししてきた。主催のスクールカウンセラーからの「精神障害と発達障害の違いを見分けて学校から療育につなげる対応方法を知りたい」というテーマ提起から講演会が企画されたという。
しかし、講師の先生や自分はこのテーマ設定に疑問を感じ、それを踏まえて、障害の社会モデルの話や、いじめなどをきっかけに発達障害の二次障害で精神障害の診断をされるケースも多いこと、環境調整の大切さなどを体験談も交えてお伝えした」
しかし、講師の先生や自分はこのテーマ設定に疑問を感じ、それを踏まえて、障害の社会モデルの話や、いじめなどをきっかけに発達障害の二次障害で精神障害の診断をされるケースも多いこと、環境調整の大切さなどを体験談も交えてお伝えした」
「得意をのばす方向にいってほしい。環境と自身の特性が合っていないなら、特性に合わせた環境を調整していけばやっていける」
「教師やスクールカウンセラーがどちらの方向を向いているかでできることは変わっていくと思う。教師はより多くの子供たちの学習環境を整える事も求められる。
せめてスクールカウンセラーは一人一人の困っている子供の方を向いていてほしい」
「姉の子供たちはいちばん上が19歳の男の子、ふたり男兄弟が続いて末に小学5年生の女の子がいる。ここ最近でぐっと背が伸びて女の子らしくなり、おチビさん扱いはできなくなった。
その子が友だちと友チョコ交換会をするといって、串に刺したマシュマロにチョコをかけてデコレーションしたものをたくさん作ったのだけど、バレンタイン直前になって「マシュマロは「あなたは嫌い」という意味になる」という話を聞いてきてあわてていた。
全部作り直しになるかな、と心配していたけれど、当日マシュマロを持って行ったら友だちみんなから「そんなの気にしない」と言ってもらえたそうだ。そんなことでは揺るがない信頼できる友だちを持っていて良かったなと思う。
自分だったら不安になって作り直すだろうな……とおもって、それは友だちを信じることができない子供だったからだと気づいた」
「いちばん上の19歳の男の子は、一年よけいに勉強していま受験のまっただ中。滑り止め合格を確保して、「そこには行きたくないから」と本命向けて頑張っている。滑り止めといっても十分自慢できる大学だと思う。そんな甥の姿を見て、うれしいとも思うし頑張ってほしいとも思うのだけれど同時にほんの少しねたましく思う気持ちもある。
ずっと、私がうまく行かないのは私自身の資質によるもので、父母は私を育てる上で何の落ち度もなかったから、父母は私よりももっと品質のいい息子を持てるはずだった、それなのにこんな私で申し訳ないという気持ちを抱えていた。
姉が夫となる人を連れてきたときは、やっと父母は私よりも出来のいい息子を得られたんだと思った。でもそうなったときにも私の存在はなかったことにならない。孫が次々と産まれて父母を喜ばせる姉夫婦。甥っ子たちのことは大切に思っているけれどどこかで痛みを抱えていた。
そして頑張る孫に喜び応援する父母。あんな風に父母を喜ばせることはできなかったな……と思ったら、またあの気持ちがよみがえってきた。50歳過ぎて19歳の甥っ子にそんな感情を抱くなんて本当に情けない、しょうもない話だって思った」
「就労支援の課程を終えて、都会の中で水耕栽培で野菜を作る仕事について奮闘中。だけど、毎朝の窮屈な通勤電車がつらい。みんなはどうやってこれを乗り越えているんだろう」
「時には人を人と思わぬやり方で切り抜けてますね。乗らなきゃいけない電車に乗るためにぎゅーと周りを押し込んで自分のスペースを確保したり。だけど同時に、電車が動き出したら互いを人として扱って少しずつ互いに遠慮したりゆずりあったりする。その使い分けをその時々でしてる感じですね」
「朝は遅刻できないからそういう感じで。帰りはそんなにあわてなくて済むからゆっくりできる。都心への通勤だから、おしゃれなお店に入ってラッシュのピークを避けるなんて知恵を使うのもいい手ですよ」
「時間をあけてしまうとまたひきこもり状態に戻ってしまいそうでスケジュールを詰め込んでいたけど、詰め込みすぎて疲れてしまう。
もう2年すぎたのに母の死をちゃんと受け止めきれず、母の部屋や遺品の整理ができていない。ちゃんと自立できていないんだと思う」
「うーん……自分はまだ親や近しい親族をなくした経験がないので、分かったようなことしか言えないんですけど、そう簡単に受け止めきれないのは当たり前だと思います。
時間をかけて受け止めていけばいい。何回忌の法要とかがあるのは思い出す為でもあるしゆっくり受け止めて心の傷をいやすためでもあると思う」
「この会には息子を理解するヒントを得るために来ている。苦しんで死にたいと口にする息子のためにあちこちの心療内科で話を聞いたがたらい回しになる。当事者と家族が入り交じるこの会で当事者のことを知って対応や接し方を学びたい。でも人それぞれで一つのパターンというわけではない。一筋縄では行かない」
「いまは落ち着いていて、働く道を探しているけれど、働くとしても疲労をプライベートで取り戻す、自分を復活させるというのが簡単ではないと思う。完璧主義で歯磨きするだけでもすぐ時間が過ぎる。
「風呂キャンセル界隈」なんていうものが流行るのも理解できる。お風呂を沸かしてちゃんとする気力がないし時間もないから、疲れはとれないけどシャワーだけで済ます。きちんとやろうとすることで失っていくものが多すぎる」
「それ分かります。ちゃんとやらなきゃいけないのにそうしようとすると面倒になってやりきれなくて動けなくって寝落ちしてしまう。疲れがとれない。
寝る前の過食、板チョコ一枚まるまるとか、ポテトチップ袋いっぱいとか食べて寝てしまう。何か力を抜くほかの方法がほしい」
「うーん、それって、何かちゃんと完璧にやろうとしてませんかね? 完璧にやりたい人って、完璧にできなかったらぜんぜんできてないと一緒、オールオアナッシングだって考えちゃう人が多い気がする。
もう少し手を抜いてもいいんじゃないですかね。ご飯は外食の機会を作ったり、お風呂もお風呂屋さんに行く日を作ったり。
寝る前の過食も、絶対ダメって思うけど我慢できくなると一気にたくさんいっちゃう。ちょっとだけ減らして、チョコは板チョコ1枚じゃなくておいしいけど量があんまり入ってない高級なチョコにして贅沢気分で満足したり、ポテトチップはちょっと小さめの袋にしたりとか。完璧にできなくても投げ出さずに、できる範囲でやれたらいい」
「来年度の会の運営をどうしようか悩んでいたけど、できる範囲でやるっていう考え方は大事にしていこうと思います」
「はるかぶりです。また職場で怖い思いをして、しばらく休職、入院してました。年が改まって少しずつ仕事を再開しています。まだ怖い思いをすることはあるけど、上司は気にかけてくれます」
「休職を認めてくれたり、仕事を再開するにあたって気にかけてくれたりと、職場はかなり配慮してくれているように見えます。完璧ではなくても少しずつできることをやれるようにしていけばいいと思います」
「すいません、最初におっしゃった「はるかぶり」ってなんですか?」
「あ、すいません自分は信州の人なので……長野の方言ですね。「久しぶり」の最上級みたいな」
「なるほど、「遙かぶり」ってことですね!」
「わたし、「春被り」、春をかぶるって意味かと思いました(笑)」
急に暖かくなりましたから、「春をかぶる」という連想が起きるのも仕方ないですね。あたたかいお布団のような春です。
長い冬を越えて「遙かぶり」にやってきた春。きっとそれは大きな転機になったり、節目になったりするでしょう。
みんなそれぞれに大変だけど、完璧じゃなくてもできることをして、疲れたときにはあたたかな「春をかぶって」癒されてほしい、ってそう思います。
以下、告知。
昨年に引き続き、「好きがみつかる 生涯学習フェスティバル」にアライな当事者会と合同で参加します。




荒川区社会福祉協議会の当事者居場所事業「ごろリンク」。
「なにかしてもなにかしなくてもOK」という場です。
基本毎月第二土曜日の18時から21時、
場所はアクロスあらかわ2階。費用は無料です。
お問い合わせ先は荒川区社会福祉協議会地域ネットワーク課地域福祉支援係まで。
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3802-3831
e-mail:gorolink@arakawa-shakyo.or.jp
荒川区では様々な悩みや不安を抱える若者が気軽に話せる相談先として「荒川区若者相談「わっか」」を開設しています。
荒川区にお住まいの若者の方(概ね15~39歳)を対象に、電話またはメールにて広範な相談を受け付けるとのことです。
詳細については以下のリンク先にて
荒川区ではひきこもり問題に対応する窓口として「あらかわひきこもり支援ステーション」を開設しています。
匿名での電話相談・来所相談またアウトリーチとして訪問相談を受け付けるとのことです。
次回荒川たびだちの会2026年2月の月例会は3月の第4日曜日・3月22日の午後1時半から16時まで。
会場は変わらずフレスコ町屋 (東京都荒川区町屋2-21-2)201となります。
都電荒川線の「町屋二丁目」電停の目の前になります。
1階玄関扉前の呼び出しボタンで「201」を押してお入りください。
新年度より参加費は100円となります。当事者ご本人からは会費を頂いておりません。
2026年3月の運営会議は第2木曜・3月12日となります。
引き続き開催時間を1時間前倒しして18時開始とさせていただきます。ご注意ください(変更の可能性があります)。場所はアクロスあらかわ2階です。
運営会議と銘打ってはいますが、運営に関わってみたい方のほかにも月例会の日時に都合が悪く参加できないけれど会に興味がある方、あるいは月例会に参加しているけどもっと話してみたいという方、そして当事者ご本人も、どうぞふるってご参加ください。
毎月第3金曜日は、通常アライな虹サロンの開催日ですが、3月20日は祝日と重なるため会場である尾久図書館の都合により開催ができません。
そのため荒川たびだちの会と共催で代替イベントを企画しました。
3月20日19時よりアクロスあらかわ2階会議室にて、映画上映会を開催します。
タイトルは「不安の正体」を予定しています。
参加費は無料ですが映画提供いただいた方へのお礼のカンパにご協力いただけたらありがたいです。よろしくお願いします。
当日は、雑誌SHIP!をはじめ書籍の販売コーナーもございます。
これらの予定については、今後の感染状況に伴う行政の指導により変更の可能性がありますのでご注意ください。変更の際には当ブログで速やかにご報告いたします。
連絡先:荒川区社会福祉協議会 福祉サービス課 地域福祉支援係
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3891-5290
e-mail:jigyo@arakawa-shakyo.or.jp
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| 2026-02-23 04:22
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