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東京荒川区でひきこもり支援をしています   問い合わせ先TEL:03-5944-5730(NPO法人楽の会リーラに委託) 毎週水・金・日の13時~17時受付   荒川区社会福祉協議会 地域ネットワーク課 担当:三宅・荒井 TEL:03-3802-3338


by A-tabi-rakawa

2024/1月運営会議

あけましておめでとうございます。
本年も荒川たびだちの会の活動にご支援・ご理解をいただけますようよろしくお願い申し上げます。


さる1月11日、荒川たびだちの会の運営会議を行いました。2024年最初の活動となります。


この日は当会にご相談にいらした当事者ご家族(当事者のお父様とお兄様)を交えて始まりました。
ご相談内容は8050問題をはじめとしていくつかの問題が複合しているようでしたので、まずは聞き取りから問題の切り分けを行いました。
ご高齢になったご両親にかかわる問題については包括支援センターに併設される高齢者見守りステーションへの登録をおすすめし、またご本人のひきこもり問題については荒川区のあらかわひきこもり支援ステーション、生活再建の助けとなる仕事・生活サポートデスクなどご紹介しました。加えて、ご両親が当事者ご本人の年金について支払いを続けていたということでしたので、区内の年金事務所にて将来の受取額を確認することをおすすめしました。

荒川区社会福祉協議会の担当者からこうした頼れる制度や機関の窓口を紹介したのち、会に参加する当事者・経験者及び家族から経験を元に具体的なそれぞれのケースについてお話しし、そこから当事者ご本人の心情を推し量ることとしました。
しかし、ひきこもりに至った経緯も会に参加するに至るまでの経験もそれぞれ十人十色のため、お答えした内容も語り手によって大きく異なり時には互いに相反することも。かえって不安にさせてしまうのでは……と心配しましたが、それぞれの話を聞くうちにすこしずつ相談者の表情が明るくなり、お帰りになるころにはわずかに笑顔も浮かぶようになりました。「他の当事者の方の考えが聞けてほんとうに良かった」というお言葉もいただきました。
少しでも、当事者・ご家族にとってプラスになり、重い荷を降ろせる時間であったならば何よりでした。


このほか、運営会議の議題として2月に開催するイベント企画についての検討を行いました。


「ひとりごとを言うクセは特に珍しいものではないでしょうけれど、わたしのばあいはラジオのDJ風になります。不特定多数に語りかける形で、特に答えを期待するわけでもなく、ちょっとジョークを入れてみたり……そうしていると一人で黙って考え込んでいたときには重荷に感じられた悩みもいつの間にか軽く感じられます」
「なんか、黙って自問自答しているとどんどんマイナスな考えになってしまって、悩みに押しつぶされそうになってしまいますよね……ふつうに独り言を言っているときもたいていはそうなってしまうと思います」
「誰かに話すためには一度自分の抱えている悩みや問題に向き合って、伝わる形に置き換えて話さなければならない。そうすることで問題を自分の中で整理することができる。荒川たびだちの会のような場でお話しすることがそれだけで悩みを軽くするのはそうした働きがあるから。でも対面で話すのはやっぱり否定される不安があったり人間関係をおもんばかって話しにくいこともある。話しかける相手を心の中に仮に置くっていうのはいい方法かもしれない。もちろんそこから新しい意見は出てこないから、使いようですね」
「ラジオDJっていうものの良さもあるかもしれない。DJはリスナーからの反応を紹介することもあるけれどすべてに反応する必要はない。基本言いっぱなしだし。仮想の聞き手を楽しませるように意識してユーモアを交えるというのも暗い考えに落ち込まない効果が期待できる」
「自問自答するでもなく、誰か特定の相手と話すでもない。抱えている悩みを一度手放すことができるのかも。距離をとると客観視することができる」
「NHKにも「みんなでひきこもりラジオ」がありますね。ひきこもりとラジオは合っているのかもしれない」
「セルフDJ、流行るかもしれませんね(笑)」


以下、告知。




荒川区社会福祉協議会の当事者居場所事業「ごろリンク」
「なにかしてもなにかしなくてもOK」という場です。
基本毎月第二土曜日の18時から21時、
場所はアクロスあらかわ2階。費用は無料です。
お問い合わせ先は荒川区社会福祉協議会地域ネットワーク課地域福祉支援係まで。
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3802-3831
e-mail:jigyo@arakawa-shakyo.or.jp

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荒川区では様々な悩みや不安を抱える若者が気軽に話せる相談先として「荒川区若者相談「わっか」」を開設しています。
荒川区にお住まいの若者の方(概ね15~39歳)を対象に、電話またはメールにて広範な相談を受け付けるとのことです。
詳細については以下のリンク先にて
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荒川区ではひきこもり問題に対応する窓口として「あらかわひきこもり支援ステーション」を開設しています。
匿名での電話相談・来所相談またアウトリーチとして訪問相談を受け付けるとのことです。





次回荒川たびだちの会2024年1月の月例会は1月の第4日曜日・1月28日の午後1時半から16時まで。
会場は変わらずフレスコ町屋 (東京都荒川区町屋2-21-2)201となります。
都電荒川線の「町屋二丁目」電停の目の前になります。
1階玄関扉前の呼び出しボタンで「201」を押してお入りください。
会費は500円、例によって当事者ご本人からは会費を頂いておりません。





2024年2月の運営会議は第2木曜・2月8日となります。
引き続き開催時間を1時間前倒しして18時開始とさせていただきます。ご注意ください(変更の可能性があります)。場所はアクロスあらかわ2階です。
運営会議と銘打ってはいますが、運営に関わってみたい方のほかにも月例会の日時に都合が悪く参加できないけれど会に興味がある方、あるいは月例会に参加しているけどもっと話してみたいという方、そして当事者ご本人も、どうぞふるってご参加ください。



「アライな当事者会・アライな虹サロン」は毎月第3金曜日に開催です。
2024年1月は1月19日、フレスコ町屋201ほっとステーションで開催します。
16時30分から19時30分までの開催となります。
ひきこもりに限らず様々な生きづらさの当事者が集まりそれぞれの理解者(アライ)となれる場・理解者であろうとするすべての人たちの場にしたいと考えています。

これらの予定については、今後の感染状況に伴う行政の指導により変更の可能性がありますのでご注意ください。変更の際には当ブログで速やかにご報告いたします。




いわゆる「三密」対策として、月例会・運営会議に参加される方にできるだけ、予めご連絡をいただけるようお願いすることとしました。参加人数をある程度把握することで会場の準備に活かすためです。
参加連絡先:荒川区社会福祉協議会 地域ネットワーク課 担当:三宅・荒井・遠藤
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3802-3831
e-mail:jigyo@arakawa-shakyo.or.jp
ご協力をお願いします。



# by A-tabi-rakawa | 2024-01-15 02:24 | Comments(0)

2023年/12月 今年もお世話になりました。

2023年が暮れようとしています。
今年も荒川たびだちの会にご支援いただき感謝しております。ありがとうございました。

今年の荒川たびだちの会では更なる発展がありました。
荒川区の新たなひきこもり支援窓口としてあらかわひきこもりステーションが、また新たな当事者の居場所としてごろリンクが始まりました。
また荒川区社会福祉協議会からは新たに担当として遠藤さんが加わり御助力いただけることになりました。
会にご参加下さる皆様にも支えられ、新たな年にも互いに寄り添いあえる場所としてあり続けたいと思っております。


今年5月に新型コロナウイルスが5類感染症に移行、対応の緩和がなされました。ようやく日常が戻ってきたと思えた一方で、人間が呼び方を改めたところで自然界にはかかわりなきこと、それぞれ自らの健康を守る責任を負ったとも思えます。

平和を祈って迎えた2023年でしたが、争いの火種は止まずさらに燎原に広がる勢いです。また、その火は巡り巡って皆さんの暮らしにも大きな痛手となったことでしょう。「平和と公正をすべての人に」、私達の幸福にはそれが必要なのだと改めて気付かされます。


皆様の2023年はどんな年だったでしょうか。

大変な時世ながら、ホッとするような明るい話題も多くある一年でした。

来たる年にもそんな希望を持てる時が皆様に多く訪れますことを、また皆様がそれぞれに年の瀬を心穏やかに過ごされることを願ってやみません。



以下、告知。


荒川区社会福祉協議会の当事者居場所事業「ごろリンク」
「なにかしてもなにかしなくてもOK」という場です。
基本毎月第二土曜日の18時から21時、
場所はアクロスあらかわ2階。費用は無料です。
2024年1月13日(土)は調理実習、おでんを作るそうです。
お問い合わせ先は荒川区社会福祉協議会地域ネットワーク課地域福祉支援係まで。
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3802-3831
e-mail:jigyo@arakawa-shakyo.or.jp

2023年/12月 今年もお世話になりました。_e0290299_00402282.jpg
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荒川区では様々な悩みや不安を抱える若者が気軽に話せる相談先として「荒川区若者相談「わっか」」を開設しています。
荒川区にお住まいの若者の方(概ね15~39歳)を対象に、電話またはメールにて広範な相談を受け付けるとのことです。
詳細については以下のリンク先にて
2023年/12月 今年もお世話になりました。_e0290299_01552710.jpg
2023年/12月 今年もお世話になりました。_e0290299_01552790.jpg



荒川区ではひきこもり問題に対応する窓口として「あらかわひきこもり支援ステーション」を開設しています。
匿名での電話相談・来所相談またアウトリーチとして訪問相談を受け付けるとのことです。





次回年が改まって荒川たびだちの会2024年1月の月例会は1月の第4日曜日・1月28日の午後1時半から16時まで。
会場は変わらずフレスコ町屋 (東京都荒川区町屋2-21-2)201となります。
都電荒川線の「町屋二丁目」電停の目の前になります。
1階玄関扉前の呼び出しボタンで「201」を押してお入りください。
会費は500円、例によって当事者ご本人からは会費を頂いておりません。





2024年1月の運営会議は第2木曜・1月11日となります。
引き続き開催時間を1時間前倒しして18時開始とさせていただきます。ご注意ください(変更の可能性があります)。場所はアクロスあらかわ2階です。
運営会議と銘打ってはいますが、運営に関わってみたい方のほかにも月例会の日時に都合が悪く参加できないけれど会に興味がある方、あるいは月例会に参加しているけどもっと話してみたいという方、そして当事者ご本人も、どうぞふるってご参加ください。



「アライな当事者会・アライな虹サロン」は毎月第3金曜日に開催です。
2024年1月は1月19日、フレスコ町屋201ほっとステーションで開催します。
16時30分から19時30分までの開催となります。
ひきこもりに限らず様々な生きづらさの当事者が集まりそれぞれの理解者(アライ)となれる場・理解者であろうとするすべての人たちの場にしたいと考えています。

これらの予定については、今後の感染状況に伴う行政の指導により変更の可能性がありますのでご注意ください。変更の際には当ブログで速やかにご報告いたします。




いわゆる「三密」対策として、月例会・運営会議に参加される方にできるだけ、予めご連絡をいただけるようお願いすることとしました。参加人数をある程度把握することで会場の準備に活かすためです。
参加連絡先:荒川区社会福祉協議会 地域ネットワーク課 担当:三宅・荒井・遠藤
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3802-3831
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ご協力をお願いします。



# by A-tabi-rakawa | 2023-12-31 15:00 | Comments(0)

2023/12月例会

さる12月24日の午後1時30分から、フレスコ町屋201ホッとステーションにて「ひきこもりの家族がいる方の傾聴・交流サロン」荒川たびだちの会の2023年12月例会を行いました。


この日は全国的にクリスマスイブ。会場に向かう途中の道すがら、ケーキとオードブルの入った大きな袋を下げたご家族や洋菓子店前の行列を見かけました。良き日に寄り添う人がいるというのはいいものです。私たちの会も同じ悩みを持ち寄りながら寄り添う場になっています。ご参加くださった皆様、ありがとうございます。



この日は2月の企画についての検討などおこなってから、皆さんにここ一年の振り返りも含めて語っていただきました。



「一年振り返るがあまり変わり映えはしない。相変わらず家でグダグダ暮らしている。世間では人材不足と言っているのだからきっとチャンスはあるはず!と心で叫ぶ。結局一年ずっと息子のことで思い悩んで暮れていく。 姪っ子に「50ヅラさげた男にそんなにかまうことない!」と叱られてしまった。どうして行動に移さないのだろう。わたしばかりいつも悩んでいる」
「私が引きこもっていた当時はネットで転職情報とかいつも漁っていました。ご本人にもそういう気持ちはあると思います。でも、働き口があっても合うとは限らない。不安、躊躇もあると思う。まずは今年も無事に過ごせた、と思って欲しい」
「お母さんご自身の健康を大切にしてください。今年もたくさん助けられました。福祉まつりの際にはお父さんにも手助けいただきました」


「うちも変わり映えしないのは同じ。もうずっと顔を会わせていない息子の夢を月に一度は見る。元気な息子の姿に「よかったー」って思ったところで目が覚めてしまう。来年6月にはとうとう二十歳になってしまう。成人式の時、小学校卒業の時に作ったタイムカプセルを開けることになっていて、同窓会から声がかかっている。私が取りに行かなければいけないだろうけれど息子と同い年の元気な子を見たくない。それにタイムカプセルに入れたのは当時中学受験を乗り越えて入学を決めた私立中学の校章の形の文鎮だった。そのときは誇らしかっただろうけれど、その中学で息子が苦しんだことを思うと重すぎる」
「成人式、つらいですね。周りに会わせる顔がないというか、もう逃げ出してきたはずの当時の関係性に引き戻される感じで」
「ずっと地元で同じ関係性の中で生きてる人ってそう多くはないと思うんですけどね。進学や就職で地元を離れたり、ライフステージの変化によって関係性変わっていくはずだし」
「それが、学生の時が楽しかった人ってすぐそのころの関係性に戻れるんですよね……こっちはつらいけど……」
「タイムカプセルで思い出した。昔(1985年)つくば科学万博で「21世紀の君にはがきを送ろう」みたいな企画(ブログ管理人注:調べると、旧郵政省による「ポストカプセル2001」という企画だったそうです)をやっていて、自分はいやだったけど学校行事に組み込まれて書かされたんです。届いたのは2001年の元旦、完全に引きこもっていたときだからすごくつらかった」
「卒業アルバムもいやだった。つらいダメな時期を永久保存されてるみたいで。だから中学時代、学校でなるべく写真に写らないよう学校行事とかでカメラを避けていた。そうしたら予餞会でいきなり「一人ずつ名前を呼んで立ってもらうから。きみ一番最初だから」って言われて、そのときの写真がアルバムに載った。一枚も写ってないことに気づかれてしまったらしい。絶対に逃がさない、っていう執念みたいなものを感じた」



「1年間お疲れさまでした。荒川区社会福祉協議会の担当者として丸3年みなさんとおつきあいして、今年は1月からごろリンクが始まり、あっという間の一年でした。その中でいろいろな人たち、ご家族や当事者、支援者と出会いそれぞれにがんばる姿を見せていただきました」
「最近はさらにみなさんの力になれるようにと学びを続けています。リハビリに関わるスクーリングで学んだこととして、心と体のつながりを感じました。元気がなくなると身体が動かなくなりさらに元気がなくなる。身体は使わずにいると衰え、身体が衰えると脳も衰えていきます。習慣的にやることを増やす。ソーシャルスキルトレーニング、社会的経験を通して身体を取り戻していくことを学びました。自分の気持ちに閉じこもりすぎていると苦しくなります。身体を動かしているだけでも気分が変わります」


「今年社会福祉協議会に入職してあっという間の一年。知らなかったことにたくさん出会って、今まで自分ってどうやって生きてきたんだろ? なんて思ったり。内省する機会が増えました。1月から3月にかけては資格試験を受けたり、どこに配属されるか分からない不安を抱えていました。そこから見ればすごい変化です。でも環境は大きく変わるのに自分自身はなかなか変わらない。夏休みの宿題はギリギリにやるタイプで、そのくせは治らない。ギリギリのスリルを楽しんでるようなところもある。来年は早め早めを心がけるように、成長しないと……」



「今年後半は少し病気をして、自分にも衰えが出てるのかなって思うことがあった。無理は出来ない年頃って言うけれど、無理に無理を重ねてお仕事をしている。人並みのことにはほど遠いけれど、出来ることを精一杯やらなくちゃいけないって思っている。でもうまくは行かない。最近職場に新しい人がきた。わたしは正確さだったり職場全体の負担を減らす為の動きをしているつもりだけど納得してもらえない。周りに相談すると私の方がおかしいと言われる。誰も正確さなんか求めていない。私だけ細々したことを心配して動き回って、全体がスムーズに行くようにしているつもりだけど誰もそうは受け取らない。私だけがあくせく働いている気がする。能力もないしずっと引きこもっていたから同じように扱ってもらえないのは仕方がない、と納得しようとするけれど悪い感情がわいてくる。50にもなって未だにこんな調子。まるで不良品のジグソーパズルみたいに、うまくはまるところがない。どこへ行っても拒まれている気がする。どこへ行ってもうまくいかない……」
「イヤな話してしまいましたね。さっき心と体のつながりについての話がでていました。心に元気がないと身体も元気がなくなる、身体が動かないと心も元気がなくなる。心と言葉にも似たような関係がある。イヤなこと、つらいことばかり口にしていると心がさらに元気をなくしてしまうし、聞いている人の心からも元気を奪ってしまう。意識して元気になれるような言葉を出していくことも必要かも知れない。私の話を聞いてがんばって引きこもりを脱しても社会ではいい事なんてない、なんて思われたらいけない。ちょっとでもいいことがあったら「いいことあるよ」って誰かに言えるような、そういう人であるべき。かつて私を励ましてくれた人たちはきっとそうやって、つらいことを飲み込んで希望を語ってくれていたんだろうと思う。もう誰かに向かってそういうことをするべき年齢なんだと思う。もうただただ自分の悪感情を吐き出すだけではいけない」



「自分は4月が年度始めのサイクルなので、今年一年振り返るって意識は今ないですね。4月に目標を立てると大きな目標を言ったり実現できなくてもエイプリルフールだった、ということに出来るので。最近は歯を悪くして、ゼリー飲料やらアルファ化米のお粥なんかで過ごしている。食が細くなったらダイエットになるかも?」
「最近はイヤなことがあってもキレたりとかいった感情を表に出さず、淡々と断りが出来るようになった。大きな集団とか組織とかに対してはそれが出来るけどかえって一対一の関係だと難しい。いろんな人の相談の板挟みになるのはつらい」



「今は仕事がなかなか決まらず、ハローワークだけじゃなく求人情報誌とかの募集を受けたりしながらボランティアをやっている。そういう求人について、フルタイムかパートかっていうのを考えていくと、パートの方が合っていると思う。体力的な問題もあるし、やりたいことをやり残して中途半端にしているものがたくさんあるから。決断するのが苦手、断るのが苦手だから応募するのも大変。いろいろ考えてしまって疲れる。でも何かやらないと。どじが多くて不器用だけどそういう自分、直せるものをなおして生きていきたい」
「やりたいこと・いまやらなくちゃいけないこと・出来ることが一致することってなかなかありませんね。その三者をなるべく近づけたり両立させていくことが必要」
「ブランクを埋めるべく何かやってみる、その動き・気持ちが大事です」



以下、告知。


荒川区社会福祉協議会の当事者居場所事業「ごろリンク」
「なにかしてもなにかしなくてもOK」という場です。
基本毎月第二土曜日の18時から21時、
場所はアクロスあらかわ2階。費用は無料です。
2024年1月13日(土)は調理実習、おでんを作るそうです。
お問い合わせ先は荒川区社会福祉協議会地域ネットワーク課地域福祉支援係まで。
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3802-3831
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荒川区では様々な悩みや不安を抱える若者が気軽に話せる相談先として「荒川区若者相談「わっか」」を開設しています。
荒川区にお住まいの若者の方(概ね15~39歳)を対象に、電話またはメールにて広範な相談を受け付けるとのことです。
詳細については以下のリンク先にて
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荒川区ではひきこもり問題に対応する窓口として「あらかわひきこもり支援ステーション」を開設しています。
匿名での電話相談・来所相談またアウトリーチとして訪問相談を受け付けるとのことです。





次回年が改まって荒川たびだちの会2024年1月の月例会は1月の第4日曜日・1月28日の午後1時半から16時まで。
会場は変わらずフレスコ町屋 (東京都荒川区町屋2-21-2)201となります。
都電荒川線の「町屋二丁目」電停の目の前になります。
1階玄関扉前の呼び出しボタンで「201」を押してお入りください。
会費は500円、例によって当事者ご本人からは会費を頂いておりません。





2024年1月の運営会議は第2木曜・1月11日となります。
引き続き開催時間を1時間前倒しして18時開始とさせていただきます。ご注意ください(変更の可能性があります)。場所はアクロスあらかわ2階です。
運営会議と銘打ってはいますが、運営に関わってみたい方のほかにも月例会の日時に都合が悪く参加できないけれど会に興味がある方、あるいは月例会に参加しているけどもっと話してみたいという方、そして当事者ご本人も、どうぞふるってご参加ください。



「アライな当事者会・アライな虹サロン」は毎月第3金曜日に開催です。
2024年1月は1月19日、フレスコ町屋201ほっとステーションで開催します。
16時30分から19時30分までの開催となります。
ひきこもりに限らず様々な生きづらさの当事者が集まりそれぞれの理解者(アライ)となれる場・理解者であろうとするすべての人たちの場にしたいと考えています。

これらの予定については、今後の感染状況に伴う行政の指導により変更の可能性がありますのでご注意ください。変更の際には当ブログで速やかにご報告いたします。




いわゆる「三密」対策として、月例会・運営会議に参加される方にできるだけ、予めご連絡をいただけるようお願いすることとしました。参加人数をある程度把握することで会場の準備に活かすためです。
参加連絡先:荒川区社会福祉協議会 地域ネットワーク課 担当:三宅・荒井・遠藤
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3802-3831
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ご協力をお願いします。


皆様がそれぞれに年の瀬を心穏やかに過ごされることを願っております。


# by A-tabi-rakawa | 2023-12-27 04:12 | Comments(0)

2023/12月運営会議

さる12月13日、荒川たびだちの会の運営会議を行いました。



今回は、荒川区のひきこもり問題に対応する窓口「あらかわひきこもり支援ステーション」の担当者の方が参加されました。
楽の会リーラ主催で来年1月27日(土)に開催される「令和5年度 行政機関による【ひきこもり支援】シンポジウム」へ登壇されるとのことで、それに先立ち荒川区の支援の現状についてご説明いただきました。
現状社会福祉協議会を通じて「ごろリンク」を支援、また区として直接支援する窓口として「あらかわひきこもり支援ステーション」を立ち上げ、匿名も可能な電話相談・来所相談に加えてアウトリーチとしての訪問相談も行っているとのこと。
「あらかわひきこもり支援ステーション」での相談の際には当事者・ご家族が何を求めているか・主訴がなにかを意識した対応を行い、そのニーズに合わせて自立支援事業や連携する区内の各種相談窓口(就学期・若者相談・就労期・高齢期など)とつながる総合相談支援窓口として機能しているとのこと。
居場所づくり事業「ごろリンク」については、ゆったりした(あるいは、ゆるい)雰囲気づくりが独特で他の自治体からの反響が大きいとのことでした。


見せていただいた資料の中で、我々としては「あらかわひきこもり支援ステーション」開設以降の相談件数の推移を示したグラフに注目しました。
それによれば令和4年12月の開設以降新規の相談者受付が途切れることなく続いているうえ、各月の延べ相談件数が右肩上がりで増えているとのこと。これは、やってきた新規相談者がその後も支援とのつながりを維持し続けているということを示しています。
勇気を出して相談に訪れた方が頼れるつながりが得られた、と言えるでしょう。
区としても長期的な視野に立ってこの施策を行っている様子です。大変心強いお話で、当事者・家族会として今後ともさらに協力させていただく旨、再確認しました。


ほか、アクロスあらかわの登録団体としての更新手続きについて、来年2月に行う事業についての協議を行いました。






「何とか普通の仕事を続けているけれど、もちろん同い年の人たちとはスタートラインが違う。収入も経験も世間様と同じようにはいかない。頼りない身の上だけれども両親のためにちゃんとしていなければ、と思う。けれども自分の立場って本当に吹けば飛ぶようなものだなって思うことがあった。脛に傷持つ身だから、わずかなことであっても自分が明らかに悪いという状況に耐えられる気がせず、誰も気にしてないことでもずっと気を揉んでいる。不安がいつも心中にある。「ダメな奴だ」「能がない・動かない」と言われるのを恐れて、何をやるにもきちんとしなければと思って準備とかいつも先回りして行い、人が嫌がることは進んでする。でも私にやれることはやって当たり前のことばかりだから、やっても褒められることはない。良かれと思ってしたことが疎まれ、わずかなミスが悪目立ちして叱責されるばかり。つらいけれど他のどこかでやって行かれる自信もない。いまなんとか出来ていることをやり続けるしかない」





以下、告知。


荒川区社会福祉協議会の当事者居場所事業「ごろリンク」
「なにかしてもなにかしなくてもOK」という場です。
基本毎月第二土曜日の18時から21時、
場所はアクロスあらかわ2階。費用は無料です。
2024年1月13日(土)は調理実習、おでんを作るそうです。
お問い合わせ先は荒川区社会福祉協議会地域ネットワーク課地域福祉支援係まで。
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3802-3831
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荒川区では様々な悩みや不安を抱える若者が気軽に話せる相談先として「荒川区若者相談「わっか」」を開設しています。
荒川区にお住まいの若者の方(概ね15~39歳)を対象に、電話またはメールにて広範な相談を受け付けるとのことです。
詳細については以下のリンク先にて
2023/12月運営会議_e0290299_01552710.jpg
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荒川区ではひきこもり問題に対応する窓口として「あらかわひきこもり支援ステーション」を開設しています。
匿名での電話相談・来所相談またアウトリーチとして訪問相談を受け付けるとのことです。





次回、荒川たびだちの会2023年12月の月例会は12月の第4日曜日・12月24日の午後1時半から16時まで。
会場は変わらずフレスコ町屋 (東京都荒川区町屋2-21-2)201となります。
都電荒川線の「町屋二丁目」電停の目の前になります。
1階玄関扉前の呼び出しボタンで「201」を押してお入りください。
会費は500円、例によって当事者ご本人からは会費を頂いておりません。





次回年が改まって2024年1月の運営会議は第2木曜・1月11日となります。
引き続き開催時間を1時間前倒しして18時開始とさせていただきます。ご注意ください(変更の可能性があります)。場所はアクロスあらかわ2階です。
運営会議と銘打ってはいますが、運営に関わってみたい方のほかにも月例会の日時に都合が悪く参加できないけれど会に興味がある方、あるいは月例会に参加しているけどもっと話してみたいという方、そして当事者ご本人も、どうぞふるってご参加ください。



「アライな当事者会・アライな虹サロン」は毎月第3金曜日に開催です。
2024年1月は1月19日、フレスコ町屋201ほっとステーションで開催します。
16時30分から19時30分までの開催となります。
ひきこもりに限らず様々な生きづらさの当事者が集まりそれぞれの理解者(アライ)となれる場・理解者であろうとするすべての人たちの場にしたいと考えています。

これらの予定については、今後の感染状況に伴う行政の指導により変更の可能性がありますのでご注意ください。変更の際には当ブログで速やかにご報告いたします。




いわゆる「三密」対策として、月例会・運営会議に参加される方にできるだけ、予めご連絡をいただけるようお願いすることとしました。参加人数をある程度把握することで会場の準備に活かすためです。
参加連絡先:荒川区社会福祉協議会 地域ネットワーク課 担当:三宅・荒井・遠藤
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3802-3831
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ご協力をお願いします。





# by A-tabi-rakawa | 2023-12-16 02:38 | Comments(0)

2023/11月例会

さる11月26日の午後1時30分から、フレスコ町屋201ホッとステーションにて「ひきこもりの家族がいる方の傾聴・交流サロン」荒川たびだちの会の2023年11月例会を行いました。


寒気と暖気が打ち寄せる波のように日々入れ替わり、寒暖の差が激しい季節の境目。この日はひどく寒くなりました。こんな天気ながらも、初めて参加の方も複数いらっしゃるなど盛況となりました。ご参加くださった皆様、ありがとうございます。



「今月は荒川たびだちの会として出展する福祉イベントが目白押しでくたびれた。ごろリンクはわたしの誕生日当日、参加者のみなさんからおめでとうと言われた。年はとりたくないけれど祝福されるのはうれしいものです」
「長くひきこもりしていた息子の方は相変わらず動きもなく、頭を抱えている。でも去年までは3年ほど続けて働くことができた。3年で切られるのはよくあることだと言うけれど、どうしたものかわからない。50代になった息子のことで悩むのは親としては情けない。自立させねばと思いつつも道が見つからない」



「ひきこもり経験者で、いまは夜勤ありの仕事をしています。同い年の人からすればすごく少ないですが手取りの半分を親に渡しています。ひきこもり状態の時も国民年金を払っていて、いまは少しだけど厚生年金もつくことに。ねんきん定期便で将来の年金額を見るとがっかりしてしまう、頼りない額。でも、計算するとその額はいま私が両親に渡している金額とほとんど同じ。ということは、私は両親にとってかなり頼りない、心細い存在なのではないかと思う。まあ、両親には自分の年金があるのだけれど」
「会ではそれなりに話が通じるのに、職場では人と話が通じない。『伝える気がないだろう』と言われる。そんな扱いだと、伝えるのがイヤになって言葉が小さくなる。悪循環。そういう人と宿直で二人きり。怨憎会苦



「精神疾患を抱えています。いまは週に3日、渋谷の方にある就労移行支援施設に通って障害者雇用を目指していますが道は険しいです。当事者が同じ当事者と気持ちを分かち合う支援であるピアサポーターにも興味があって、並行して勉強しています。江戸川区の講習を修了して、ちょっとだけピアとして働くことができました」
「最近そわそわ気味。就職試験に関わることで連絡を待ってやきもき。作業所のイベントにあわせて行動していると、体力、精神力ともに消耗してがっくり。作業所にはいろんな人がいて、コミュニケーションの難しさを感じる」
「たびだちの会を知ったのは最近のこと。いつも会の最後まではいられないけれど参加したみなさんのお話を聞いていろいろ考え、勉強させてもらっている」



「大学生の息子はここ2年ほどひきこもり状態。通院もなくなり家族以外の他人と話すこともない。この会はあらかわ区報で知り、何かヒントはないかと思って参加しました」



葛飾区社会福祉協議会、いまは葛飾区役所に出向しています。窓口対応ではひきこもりの当事者・ご家族からのご相談が多いのですが今のところ区内では集まる場所が見つからず、今後のために勉強させていただこうと参加しました」



「福祉イベントへのご協力ありがとうございました。月が変わって12月2日のアクロス・連合会まつりもよろしく。今年度もきもちトーク、発表者を募集しています」



荒川区社会福祉協議会の担当者としてこの会に携わって3年目。今年やってきたことの反省点を持ち帰って来年に生かせればと思っています。お疲れさまでした」



「福祉まつりと生涯学習フェス、連戦お疲れさまでした。生涯学習フェスではアライな当事者会との合同ブース、先日放映されたアライな当事者会を取材した番組を上映しました」
「最近歯の詰め物が浮いてきて歯茎が腫れている。歯の根が折れていて抜くことになった。日常的に疲れやすくて家に友達が来てもゴロンとしている。のんびりしていて悪くないけれど、どうもこの疲れは肝臓の具合が悪いせいらしい。新しい薬を飲み始めて、少なくともマイナスにはなってない様子」
「区でのピアサポーター研修は終了したが、制度が変わってとの研修を受けなければならない。遅刻厳禁の厳しいルール。アゼリアのボランティア研修では、ユニークな活動をしている区内の作業所で体験実習を行った」



「長男は中学3年生から、コロナ禍と同時に同じマンションの祖母の家に引きこもっている。いまは年齢的には高校生、ゲームを通じたかかわり合いはあるようだけどリアルの友達はいない。髪も切れずにいるようだ。もう長いこと顔も見れておらず、長男がいないことが当たり前の生活になりつつある。長女の誕生日には長男を含めて5人分のケーキを買い、末の子に託したが長男は食べなかった様子」
「この会を通じてほっとステーションの木曜ボランティアをさせてもらっているけれど、ここのところ多忙で参加できずにいる。日々の忙しさに気が紛れているという一面もある。ほっとステーションのボランティア仲間は気にかけてくれていてありがたい」



「息子は小学生の時から行きしぶりがあり、中学1年生から本格的に不登校に。高校は入るには入ったけど1年生の1学期で挫折、いまは留年が決まっている。学校に行かせることに固執すると他のことに力を入れられなくなる。行けないことを受け入れてみると、本人はプレッシャーが無くなってゲームや家族のための料理に興じるように。『本人が外に行かないなら家に人を呼ぼう』と考えて子ども食堂を始めようとしている。料理を出すための衛生講習会はeラーニングで受けられるので息子にも勧めてみた。何がきっかけになるかわからない、とっかかりを捉えていきたい」
「ご本人の中に外へ向かう準備ができたときに機会があるということが重要なんだろうと思います」



「自分で動かなければと思っていろいろと活動している。青森で教育の集いに参加。保健室登校してくるイライラしている子におにぎりをあげる活動をしている先生の話。それぞれに切実な気持ち・状況を抱えている子たちの助けになっている。しかしコロナ禍を通じて保健室登校の子は急増していて、基本各校に一人の保険の先生の負担が増しているという。つらさを吐き出せる相手がいない子どもたちの気持ちが迷走して問題行動につながる。保健の先生一人では収拾がつかず悩みをケアする余裕もなくなる。問題が多すぎる。こういう問題を知れるから教育関係の催しにも足を運ぶことが大切だなと思った」
「ひきこもっていてもつらさを周囲に言い出せなかった。同じ悩みを抱えた仲間がいる場は相身互いで、悩みを共有し分かち合い、建設的な意見を交換できる。こういう場は貴重」



「生きづらさを抱えて試行錯誤中、うまく行かないことがたくさんある。対人関係は相手があるもの、特に難しい。思いや感情を上手に外に出せずにため込んでしんどくなってしまう。でもみんながみんなそうっていうわけじゃないんですよね。外に出すのが得意というか、周りにぶつけてくる人もいる。そういう人と会うと、こちらばかりが気持ちを飲み込んで相手の気持ちをぶつけられるばかりでかなりしんどい、つらい気持ちが解消できない。つらくて二~3日何もできなくなる。何食べてもおいしくないような状況が何度もあった。落ち着いてはなしても分かり合えずキツい。相手のつらさをぶつけられるばかり、こっちのつらさもわかってほしい」
「感情をぶつけてくる人はいつもそういう傾向、心地よい関係性を作れない。つらさを引きずって苦しくなると時間通りに動くのも難しい。ゆとりが持てない」
「相手の問題・感情を引き受ける必要はないです! そんな事してたらしんどくなって当然!」



「わかってくれる人が集まる場が貴重、そこになら行けるという話はよく出てくる。一方で怨憎会苦、イヤな人と顔を合わせたり面倒なひとに感情をぶつけられてイヤという話もでてきた。もし自分のことを完全に分かってくれる、安心できる場でなければ耐えられないとなったら出ていける機会はすごく少なくなるのではないか、とも思う。それはオールオアナッシング、全面的に思うがままにならないなら敵と見なす不寛容な姿勢になりかねない。イヤなことを我慢したり納得できないことに目を閉じろとは言わない、譲れないところを持ちながらもこだわらなくていい範囲を広げていく。好き1:きらい9だと1しか行けるところはないけれど、好き1:ふつう3:きらい6なら行けるところが4に増える。そうしているうちに好き2:ふつう4:きらい4とかに変化していったりとか……そうできたら、少なくとも選択肢は増えると思う」



「この会は当事者・経験者の参加が多いことに驚かされました。外に出るようになったきっかけとか、知りたいです」
「私は体力の低下を感じたことですね。親と一緒なら散歩ぐらい出来たんですが、高齢になった親の脚にもついていけないほど体力が衰えていた。このままじゃいけないって危機感がありました」
「自分は命の危険を感じたからでしょうか。引きこもって収入が無くなっている間に生命保険の保険料が口座から引き落とされていて、貯金が尽きたとき「引き落とせないけどどうなってますか」とはがきが来ました。ずっとそれは不安の種で、そこで「自分が生きているよりも死んで保険金をもらった方が親にとってはいいのでは」という考えを否定できなくなり、その一線を踏み越えかねないほど精神的に追い込まれていることに気づいて保健所の精神問題相談窓口に頼りました。そこから紆余曲折を経て荒川たびだちの会の前身となる会とつながりました。そこで「ここで薦められることは絶対に断らない」と決めてやってきました。命を守るため決めたことですが、元々仕事を失う原因になった無理をして過剰適応しようとする性格を利用したやり方なので健全なやり方とは言えないと思います」
「自分は信頼できる人に引き出してもらった形ですね。何もかも失って荒川区に流れ着いて、借りた部屋をゴミ屋敷のようにしてしまったのですが、その時高齢の大家さんが手をさしのべてくれました。元訪問看護の仕事をしていた大家さんが荒川区の福祉と結びつけてくれて、そこから様々なことが動き出しました」



以下、告知。


福祉関係のイベントが目白押しだった11月、月が変わった12月はじめにも「アクロス・連合会まつり」が控えています。
内容は障害者福祉推進団体によるバザー、模擬店、荒川ばん座位体操など。
スタンプラリーやビンゴ大会もあるとのことです。
日時は12月2日(土) 10:20~15:00
場所はアクロスあらかわになります。
(前日設営の様子です。荒川たびだちの会は3階幼児コーナーでお待ちしています。家族会・当事者発行の雑誌販売、「アライな当事者会」が取材されたテレビ番組の動画上映。疲れたらそのままゴロンできるスペースもあり)
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荒川区社会福祉協議会の新たな当事者居場所事業「ごろリンク」
「なにかしてもなにかしなくてもOK」という場です。
基本毎月第二土曜日の18時から21時、
場所はアクロスあらかわ2階。費用は無料です。
お問い合わせ先は荒川区社会福祉協議会地域ネットワーク課地域福祉支援係まで。
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3802-3831
e-mail:jigyo@arakawa-shakyo.or.jp

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荒川区では様々な悩みや不安を抱える若者が気軽に話せる相談先として新たに「荒川区若者相談「わっか」」を開設しました。
荒川区にお住まいの若者の方(概ね15~39歳)を対象に、電話またはメールにて広範な相談を受け付けるとのことです。
詳細については以下のリンク先にて
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荒川区ではひきこもり問題に対応する新たな窓口として「あらかわひきこもり支援ステーション」を開設しました。
匿名での電話相談・来所相談を受け付けるとのことです。





次回、荒川たびだちの会2023年12月の月例会は12月の第4日曜日・12月24日の午後1時半から16時まで。
会場は変わらずフレスコ町屋 (東京都荒川区町屋2-21-2)201となります。
都電荒川線の「町屋二丁目」電停の目の前になります。
1階玄関扉前の呼び出しボタンで「201」を押してお入りください。
会費は500円、例によって当事者ご本人からは会費を頂いておりません。





次回2023年12月の運営会議は第2木曜・12月14日となります。
引き続き開催時間を1時間前倒しして18時開始とさせていただきます。ご注意ください(変更の可能性があります)。場所はアクロスあらかわ2階です。
運営会議と銘打ってはいますが、運営に関わってみたい方のほかにも月例会の日時に都合が悪く参加できないけれど会に興味がある方、あるいは月例会に参加しているけどもっと話してみたいという方、そして当事者ご本人も、どうぞふるってご参加ください。



「アライな当事者会・アライな虹サロン」は毎月第3金曜日に開催です。
2023年12月は11月15日、フレスコ町屋201ほっとステーションで開催します。
16時30分から19時30分までの開催となります。
ひきこもりに限らず様々な生きづらさの当事者が集まりそれぞれの理解者(アライ)となれる場・理解者であろうとするすべての人たちの場にしたいと考えています。

これらの予定については、今後の感染状況に伴う行政の指導により変更の可能性がありますのでご注意ください。変更の際には当ブログで速やかにご報告いたします。




いわゆる「三密」対策として、月例会・運営会議に参加される方にできるだけ、予めご連絡をいただけるようお願いすることとしました。参加人数をある程度把握することで会場の準備に活かすためです。
参加連絡先:荒川区社会福祉協議会 地域ネットワーク課 担当:三宅・荒井・遠藤
TEL:03-3802-3338
FAX:03-3802-3831
e-mail:jigyo@arakawa-shakyo.or.jp
ご協力をお願いします。





# by A-tabi-rakawa | 2023-11-29 13:50 | Comments(0)

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